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3人で仲良く、ショッピングの続き。
――のはずやってんけどな。
橙「なぁ、これ似合う？」
「んー、もっと明るい色のほうがええんちゃう？」
黄「Aー、これとこれ、どっちがええと思う？」
「あー、淳太くんは落ち着いた感じのが好きやから右かな」
橙「なぁ！ これとかどう」
「えーっと、ええんちゃう？」
黄「落ち着いた感じのがええんやったらこっちもええと思うんやけど」
「ちょーっと一旦落ち着こか」
今度はふたりの服を見てるんですよ。
それはね、ええんです。
「ちょっと一旦どっちかにして」
橙「じゃあまず俺からな」
黄「なんでやねん、俺が先や」
「一旦休憩させて」
そう言って、私は一度店を出た。
店の目の前にあるベンチに腰掛け、一息つく。
あんな調子で、いかに私の気を引くか選手権みたいなんが繰り広げられていた。
いや、嬉しいで？
人生最大のモテ期が到来しとるってのは、薄々感じてますし？
でもさすがに、疲れてしまった。
ボーッと人の流れを眺めていると、肩を落として淳太くんとあっくんがやって来た。
何を買ったわけでもなさそうで、淳太くんが私のコートを持ってくれているだけ。
黄「大人気なかった、ごめん」
橙「ごめんなさい……」
ふうと息をつき、両隣の空いたスペースをとんとんと叩く。
ふたりはそれを見て、私を挟んで腰を下ろした。
「Aちゃん、ちょっと疲れちゃいました」
両腕をそれぞれふたりの腕に絡めると、ふたりは目を丸くして私を見た。
にこーっと笑いながら顔を見ると、ふたりに明るい表情が戻る。
「まだ時間あるしさ、ゆっくり見てまわろ」
黄「せやな」
橙「よし！ じゃあどっかで飯にせえへん？」
「さんせー！」
3人で腕を組んだまま立ち上がって、そのまま歩き出す。
傍から見たら異様な光景やろうけど、私はなんだか凄く楽しい。
橙「Aの隣もーらいっ！」
黄「照史ずるいわ！」
フードコートでまたちょっと疲れることになるんやけど、多めに見よう。
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中間ゆいさまリクエスト
【ばどに取り合いされる話】
ありがとうございました☆
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ずみ(プロフ) - 緑が大好き過ぎちゃんさん» 今更コメントに気が付きました、スミマセン。嬉しいお言葉ありがとうございました！ これからもよろしくお願いいたします◎ (2018年3月14日 19時) (
レス) id: 22f00a611f (このIDを非表示/違反報告)
ずみ(プロフ) - らなさん» こんにちは。長らくお待たせしていたらなさんからのリクエスト、書かせていただきました。６のほうに掲載しましたので、よろしければご覧下さい！ (2018年2月8日 17時) (レス) id: 22f00a611f (このIDを非表示/違反報告)
ずみ(プロフ) - 璃莉さん» リクエストありがとうございます！ ６のほうに書いたものを載せたので、よろしければ読んでみてください◎ (2018年2月5日 0時) (レス) id: 22f00a611f (このIDを非表示/違反報告)
緑が大好き過ぎちゃん - お話ありがとうございました！ ストーリーが良くて 、一人でにやけてしまいました（笑）これからも応援しています。 (2018年2月4日 16時) (レス) id: 6aea860c62 (このIDを非表示/違反報告)
ずみ(プロフ) - おばかのんをだきしめたいさん» 受験お疲れ様です◎ 少しでも息抜きにしていただけたら嬉しいです。ミッドナイトミッション、案外気に入ってます(笑) (2018年2月4日 12時) (レス) id: 22f00a611f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ずみ | 作成日時：2017年12月29日 21時
