虹ヶ原リバーハウス５ - JW

202- 虹村と末っ子のインフル ページ14

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- side Fujii -




2ヶ月くらい前からみんなで合わせた3連休。


望が「みんなでボード行こ！」言うて、みんな楽しみにしとった。


もちろん言い出しっぺの望が、1番楽しみにしててんけど。



桃「ゲホゲホッ……流星、移るからええって……」


青「そんな気使わんでええから」



この通り、寝込んでいる。


というか単刀直入に言うと、インフルエンザや。



赤「おでこちょっとヒヤッとすんで」


「うー、しんどい……ゲホゲホッ」


橙「しんどいな……代わってやりたいわ……」



そして望の次くらいに楽しみにしとったAも、仲良くインフル。


感染を防ぐためと、看病が楽やからって理由で、ふたりとも望の部屋に押し込んだ。



緑「のんちゃん、お粥できたけど食べれる？」


桃「うー、ごめん、今無理かも……」


赤「じゃあ俺が食ーべよ！」


緑「いま濱ちゃんたちがAのゼリーとか買うてきてくれるから、のんちゃんもそれは食べや？」


桃「うん……」



望が体調崩しとるとこは何回か見とるけど、食欲も無いなんて、よっぽどしんどいんやろうな。


俺も照史と同じで、代わってやりたいくらいや。



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