何故か組織に気に入られちゃったんだけど【ジン】 (ページ3)

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A「まず消毒するので、しみますからね。」

と伝えてから処置を始めた。

?「･･･っ、痛ぇ!もっと優しくやれよ！」

A「ごめんなさい！でも、ちゃんとしみる事は事前に言ったじゃないですか！」

?「あぁん! 怒))」

えっ、ヤバ。怒らせちゃったかも！どうなっちゃうの私！

そう思っていると

?「別に何もしねーよ。そんなヤバイ奴を見るような目で見るなよ。」

と言われた。どうやら私の顔は真っ青になってしまっていたらしい。

元々思っている事等は顔に出やすく、隠し事なども苦手な性格であるため、今私が考えていた事も多分彼には私の表情でバレバレだろう。

最も、私が隠し事や嘘を付こうとすると全部表情に表れるため、サプライズなども、ただの一度も成功させた事がないのだ。

話が脱線してしまったが、とりあえず私は彼の何もしないと言う言葉を聞き、すっかり安心した。

彼の傷口の応急処置を施し、最後に一応、傷が見た感じ深そうだったので包帯をまいて

A「これで処置は終わり！」

と告げた。その時、ピンポーンとインターホンがなった。

A「ごめんなさい。少し出てきますね。」

と彼に一応伝えてから玄関に向かった。

こんな時間に誰だろう。今はもう22時をまわっている。

とりあえず外に出てみると警察がいた。何事かと思っていると、警察の方が説明を始めたため、話を聞く。