皆集まれェェエエ！！自由な私達の（非）日常的学園物語！3【オリジナル合作小説】 (ページ31)

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謎の新キャラがいるけど気にしないでね【キノコ猫】ページ31

「なんか…懐かしい香りがしますね…」

約１００年ぶりの登校。
生前学んだことなんて全部忘れてしまったが、あのあたたかさはまだ少し覚えている。
まあ雪子は性格が悪かったので、偽りの友情による偽りのあたたかさだったのかもしれないが。

「これは４６年前にいただいた、原メロンシリーズの原点の原メロンでしょうか…？」

いや、やはり雪子の頭の中はメロンだけのようだ。
おいせっかく私がシリアスフラグをたてようとしたのに何ぶち壊してんだコノヤロウ！！
大体雪子は私が建設計画を立てたフラグをことごとく折っていくし！！！！
(説明しよう！雪子は没ネタでフラグを折りまくっていたのだ！)

え？私が誰なのかって？さあ…誰でしょうね…？(汗)
(説明しよう！こいつはカッコつける悪い癖があるのだ！)

おっと、こんなことをしているうちに雪子が自由学園に着いてしまった。
(説明しよう！こいつは今ストーカーまがいのことをしているぞ！)

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雪子side

最近色々な人の視線を感じます。

昨日も不気味な気配がいくつも感じられましたし…

それが私に向けてのものならまだ良いのですが、秘蔵のメロンを狙っているのだとしたら…

そういう訳で今私は家にあるメロンが全て入った四次元BOXを持ちながら歩いているのです。

正確には私は幽霊なので“飛んでいる”が正しいのですが。

それにしても…

「なんか…懐かしい香りがしますね…」

なんでしょうかこれは…爽やかで、でも何か心が温かくなるような…

あ、もしかして

「これは４６年前にいただいた、原メロンシリーズの原点の原メロンでしょうか…？」

…なんだか後ろが騒がしいですが気にしないことにしましょう。

自由学園にも着いたことですし。

…なんだか校門も騒がしいですが気にしないことにしましょう。