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二十七 ページ28
「もう大丈夫です、落ち着きました」
撫でていた五条先生の手をつかみゆっくり降ろす
「上にいじめられたらこの最強を呼びなさい」
誇らしげにそういう先生にはい、と返事をする
「午後の授業はどうする?グラウンドで組手だけど」
「着替えたら参加します」
「そ、無理しないように」
ポンッと頭に置かれた手は大きくて暖かくて昔を思い出した
「兄さんの手より大きいですね」
「ハッ当たり前じゃん!こちとら最強だっての!」
恵、私嘘ついてる
全部私のエゴなんだよ
自分が犠牲になるのも人を救うのも恵を守るのも
償いと寂しさからのエゴなんだよ
ね、私ってとっても臆病でしょ
終わり ログインすれば
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作者名:呉沢 | 作成日時:2020年9月20日 16時