十三 ページ14
進行方向にはすでに両校の生徒が集まっていて東京校からはおせーぞと怒鳴り声が聞こえる
作戦は東堂先輩担当が恵から虎杖くんになったぐらいで特に変更なし
ちなみに私は祓いまくる担当
「なんかあったのか…?顔色良くねーし」
「入院してた時よりましでしょ」
恵に話しかけられるが誤魔化す
「完治したし働きますよー」
さっき飲み込んだんだうまく取り込めててくれよ
「お?終わりました?」
「しゃけ」
半分祓い終わったころ京都校の三輪先輩を眠らせた棘先輩と合流
後ろから感じる不穏な空気に二人そろってバッと振り向く
「二級程度しかいないんじゃなかったでしたっけ…?」
気配は推定準一級から特級レベル
木の後ろから現れたと思った瞬間、呪霊は白目をむいた
「祓われた__?」
その後ろから現れたものこそやばい
「しゃけいくら明太子」
ジッパーを開ける棘先輩
私も手持ちの上級呪霊と呪具を構えた
ドドドドドドドドド
地響きとともに植物の塊が建物を丸呑みする勢いで襲ってくる
そのすぐそばを呪霊に乗って飛ぶ私と棘先輩
「あそこですッ」
恵と加茂先輩を見つけ指さす
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作者名:呉沢 | 作成日時:2020年9月20日 16時