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十一 ページ12
「おい、A居ねーのかよ」
死んだと思っていた虎杖悠二が生きていて寒いサプライズを終えた後
東京サイドミーティング
停学中の三年の代わりに一年が出ることになっていたはずが一人足りない
虎杖が生きていたことでプラマイゼロではあるが作戦が変わってしまう
一年の二人は昨日から見ていないという
交流会の日は緊急の任務でなければ生徒が駆り出されることはない
「Aに限って寝坊で遅刻はないだろうし」
パンダの言う通り遅刻をすることはほぼない
「釘崎、部屋見て来いよ」
同じ一年の女子なら無断で部屋に入っても問題ないと判断した伏黒
釘崎はすれ違ったら電話してと一言残し寮に向かった
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作者名：呉沢 | 作成日時：2020年9月20日 16時
