誰かこのぶりっ子悪女なんとかしてくれ。2【ハイキュー】

　第58話 ページ11

角名「如月さんビショビショじゃん…！大丈夫？」







背中の方から気遣いの言葉が聞こえる。



でも今はそれどころじゃねぇんだ！







A「あー、うん。大丈夫、全然大丈夫。じゃあ先行くね！」








とりあえず！顔さえ見られなければなんとでもなる…！








角名「ねぇ如月さん待って」








ｸﾞｲ







私を腕を引っ張られ、



角名と向かい合う形になった。







角名「え、ZEROじゃん……」






A「あー、君がAの言ってた角名くんねー！わ、私はAの友達なんだよね…！それで手伝いに来てて…あはは〜」






角名「いや、ジャージに如月Aって書いてるじゃんw」







そういえばそうだったわ…



角名視野広すぎ！太平洋かよｯ！








角名「まさか如月さんがあのZEROだったとはね〜」





A「お願い、このことは誰にも言わないで…！」



　






もし私がZEROだとバレたら、平穏な学園生活はもう送れない。


きっとファンが家に押しかけてお母さんやお父さんにも迷惑が掛かる…







角名「まあいいけど、その代わり一つ条件ね。」






条件…



角名何言ってくるかわからなくて怖い……



もしかしたらあんな事やこんな事をさせられるのでは！？






角名「ZEROの……」







さあ、かかってこいやぁ〜！













角名「サインちょーだい。」










……うん、普通だった。




ごめん角名、ちょっと悪い想像してたわ。

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