赤い髪 ページ49
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『それより、フロイド達。よくアルエさんが貴族の人って知ってたね』
フロイド「いや、かなり有名じゃない？」
ジェイド「確か、リエーレ王子と血縁の方でしたよね？」
『へー…リエーレ王子。
確か、お前ら一緒にアトランティカ記念博物館行ったよね？』
アズール「あぁ…昔の記憶が蘇る…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ」
『オバブロすんなよアズール』
成程…リエーレ王子の血縁…そりゃ有名な訳だ。
アルエ「あの、Aさん。よかったら少し2人でお店回りませんか？」
『ん？全然いいけど…NRCのステージだけ見せてくれるかな？』
アルエ「あ、それは構いません！僕もネージュさんと約束してるので…」
『そっか！』
フロイド「え〜Aそんな初対面の人間と店行くの？」
ジェイド「先日の事があって僕達は心配なのですが…」
『大丈夫だよ、起きてる間は襲われるようなことないでしょ』
アルエ「ほっ…よかった」
RSAの奴とお散歩なんて本当は嫌だけど…此処で断ったら後がめんどくさいからな…一応御曹司様だし…
アルエ「じゃあ終わったらまた、コロシアムの入口のところで」
『分かったよ、ばいばーい』
チェーニャ「俺もついてくにゃ」
『お前は意地でも引き剥がす』
2人をRSA生が多くいるところに返し、また3人の所に戻る。
アズール「全く…そう簡単に約束をしては行けませんよA」
フロイド「そーだよ、アズールみたいにいきなり契約結んでくるかもしれないでしょ？」
アズール「少し黙っといて貰えませんか？」
ジェイド「貴方に何かあったら困ります。何も無いよう気をつけてくださいね」
『俺は子供じゃないっての…分かってるよ、もう失敗はしないから』
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