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「いっだァァァ！！」
「祢々切丸！」
「祢々切丸ゥ！！！」
「この里を出てゆく時に戻せと言われてたの…
すっかり忘れてたが〜」
下にいたのは私たちをここへ運んだなまはげたち
ってことは今の投げたのお前らかコラ
「なまはげ……」
「礼を言うなら今のうちだが、さっそく雑用押し付けられちゃったわワシら」
「ああ……今までありがとな」
「…話し相手になってくれたから割とここでの生活も良かった」
「そう言われると嬉しいな」
顔怖いのになんか性格可愛いよな、なまはげ
その影から見知った声がした
「リクオ」
「！」
「オレたちは誰とも盃は交わさねぇが、それでも力が足んねぇお願いします助けて下さい！！
ってことだったら…考えてやっても───」
「ああ！！頼む！！」
「リクオいい笑顔。そしてくい込み気味」
「え？」
なまはげの後ろで淡島が滑った音が聞こえた
「京都の妖は相当強えみたいだ…
オレは戦力がほしい！！
おめーらがオレの百鬼に加わりゃ最高だ！」
「おいおい…リクオ…」
「まあ素直な子…」
リクオの素直すぎるド直球に彼らは目が点
「どーする？」
「どーするって…
リクオがそう言ったら行くって…約束だぜ？」
「私、お化粧道具持ってきてない」
「ほら、どーすんださっさと支度しな！行くぜ！」
「え？」
「なんで立場逆転してんのー！？」
「君たち無計画なの？？」
私は思わずそういった
一緒に行くつもりだったのかそうでないのかどっちだ
「…………イタクは来てねーか」
「つねに畏れを解くなって言ってんだろ」
「おおう……」
私たちの首に突きつけられる、イタクの鎌
「イタク…」
「これでおめーはもう遠野で二百回は死んでるぞ。
姉は百五十はいってる。
危なっかしいーんだよおめーらはよ」
そう言われましても…
「てめーらの教育係は終わってねぇ！！
ただし…てめーとの盃は交わさねーからな！」
「…………ありがとよ」
そしてその日、私たちは遠野の里を出た
(あっ、ご、ごめんね僕昼になると人間になるんだ！)
(私も)
(エッ、お前ら姉弟だよな！？なんでそんな毛色ちげーの！？)
(私アルビノだから)
(キュー)
(……え？なんか知らん生き物が落ちてるぞ？)
(いやそれイタクよ、A)
(……フハハハこうなったらこっちのもんだ火あぶりじゃァァ！！)
(姉ちゃんやめて！！！？)
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(名前)ことみ(プロフ) - いつも、楽しく読ませてもらってます！ぬら孫の転生のものを探していてこの作品に出会い更新が来るたびにすごくたのしみにしてます！！これからも作品楽しみにしてます！！ (2020年1月4日 20時) (
レス) id: eb62bdd2ac (このIDを非表示/違反報告)
キカ - 明けましておめでとうございます！今年も楽しく読まさせていただいてます！次が楽しみです！更新頑張ってくださいね！お体に気をつけてください。応援しています！ (2020年1月2日 1時) (レス) id: 2047e5dc6b (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ムクロさん» ムクロ様、コメントありがとうございます！気に入って頂けて光栄です。これこらもよろしくお願いします！ (2019年12月4日 23時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ムクロ(プロフ) - コメ失礼します！むっちゃ面白い！凄ェ！ 面白すぎて1から一気読みしてここまできましたwこれからも更新頑張ってください！応援してます！ (2019年11月29日 19時) (レス) id: 1f680d1d0e (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 神威さん» 神威様、コメントありがとうございます！いやいや、文才なんかありませんからマジで…でも気に入って頂けたのなら嬉しいです！ぜひこれからも愛読よろしくお願いしますm(_ _)m (2019年11月29日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2019年11月14日 23時
