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隣りのリクオは質問をぶつけると、周りの猿たちが突如怒り赤河童様に生意気聞いちゃいけないと言う
だが当の本人は気にしてないらしくリクオの質問に答えてくれた
ここは東北の遠野の里、古くから『妖の里』と呼ばれる隠れ里らしい
「遠野……隠れ里？」
「……岩手あたり？？」
二人で疑問符を飛ばしていると赤河童様の隣にいた河童がもういいから連れて行って見習いの仕事を教えてやれと言うもそれに大人しく聞く夜リクオではない
「見習い！？東北！？ふざけんな！！
オレは早く京都に行かなきゃなんねーんだよ」
「京都……？」
しんと静まり返ったあとドッと笑いが起きた
お前が京都、笑わせる！と
「"畏れの発動"しか出来ぬお前では死に急ぐも同じ」
「そうかい。姉貴行くぞ」
「うおっ、リクオ！？」
私の手を掴みいきなり歩き出したものだから私は転びそうになるもなんとか着いていく
「そう簡単に出られないよ、ここからね」
土間に出ると下から出てきた顔がそう言った
私はリクオは勝手に行くし突然東北だと言われるし情報が頭の中で渋滞してる
そう思っていれば犬の様な奴が現れ私たちは転ばされた
「いっ」
「！？」
「ははははははは！！河童犬に敗れたぞ！！」
「犬以下じゃ！」
「奴良組の若頭とその姉は河童犬以下じゃ！」
河童なのか犬なのかどっちかにしろよ！！！！！！
……………じゃなくて！！今何が起きた！？
隣を見るとリクオも唖然としていて私たちはただ言葉を失うばかりだった
▽▲▽▲▽
ワシャワシャワシャ
水を絞り、水を切ってる袋へ詰める
私は洗濯物を持ってゴロゴロとでかい岩ばかりが並ぶ坂を登っていくリクオを薪を割りながら眺めていた
「うおっ！？」
ドガッという音がして離していた視線をリクオに再び戻すと苔に足でもとられたのか、転んでいた
「痛って…しまったせっかく洗ったのに…
くそっ…なんでこんな苔むしてんだ」
あのコケ方、大分豪快にコケたな
苔だけに、なんつって
…………面白くねぇわ
「リクオ大丈夫かー？」
カコーン
「ああ！…洗濯物はほぼパーになったがな…」
辛うじて生き残ったらしい洗濯物を干したあと、また汚れてしまった洗濯物を抱えて帰ってきたリクオ
そしてそんな弟を眺めていた私に向かって弟は言う
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(名前)ことみ(プロフ) - いつも、楽しく読ませてもらってます！ぬら孫の転生のものを探していてこの作品に出会い更新が来るたびにすごくたのしみにしてます！！これからも作品楽しみにしてます！！ (2020年1月4日 20時) (
レス) id: eb62bdd2ac (このIDを非表示/違反報告)
キカ - 明けましておめでとうございます！今年も楽しく読まさせていただいてます！次が楽しみです！更新頑張ってくださいね！お体に気をつけてください。応援しています！ (2020年1月2日 1時) (レス) id: 2047e5dc6b (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ムクロさん» ムクロ様、コメントありがとうございます！気に入って頂けて光栄です。これこらもよろしくお願いします！ (2019年12月4日 23時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ムクロ(プロフ) - コメ失礼します！むっちゃ面白い！凄ェ！ 面白すぎて1から一気読みしてここまできましたwこれからも更新頑張ってください！応援してます！ (2019年11月29日 19時) (レス) id: 1f680d1d0e (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 神威さん» 神威様、コメントありがとうございます！いやいや、文才なんかありませんからマジで…でも気に入って頂けたのなら嬉しいです！ぜひこれからも愛読よろしくお願いしますm(_ _)m (2019年11月29日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2019年11月14日 23時
