時覚学園【小説】

再会？【士乃】 ページ6

結局彩子が走って教室まで行くのについていった。
あいつ地味に走るの速いな……

アタシが自分の教室に行くために廊下を歩いていくと、いつも小言の多い友人がいた。


「やぁやぁ、昴君じゃないかぁ！」

「初代アニメポケ○ンのシゲ○みたいな言い方は止めてくれ……」

「へへっ、久しぶりだな！３月以来じゃね？うん、そうだな」


昴は、「スルーかよ……」なんて言ってるが、気にしない。


「ところでさー、ところでさー、今朝こんなことがあったんだ！」



アタシは今日校門のすぐ近くで見た新入生について話した。


「結局、あの新入生は何がしたかったんだろうな？」

「俺に聞かれてもな……」

「その新入生、白い髪とエメラルドグリーンの目ですごく目立ってたから、すぐにまた見つかるだろうな！なぁ昴、お前、もしそいつとあったら話してみてくれよ！」

「白い髪とエメラルドグリ…………え？」

「え？」

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