終了【彩子】 ページ34
そう言って、風見 治二は戻っていった。
「……気に食わない」
自分が知りたいことを知っている。それだけで嫌なのに、何? あの態度。
あまりの怒りで対処が出来なかった自分すらも嫌になる。
ああ、そうだ。
「事情はよくわからないけど、これ以上の詮索はあまりに無意味かつ無価値ってことは理解した。
さらに言うと無粋。だから、この事はもう聞かない」
「そうしてくれるとありがたい」
地道に調べるしかないか。面倒。
グミちゃんに癒され、風見君と揉めて……
気がついたら入学式はもう終わってました。
「さて、教室に戻って、早く帰りましょう! …………お詫びの物も考えないといけませんし」
襟を掴むだけでなく、聞かれたくないであろうことまで聞こうとしたのですから、相応のものでないと…………どうしましょう。
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アセロラゼリー(プロフ) - 終わりました。 (2015年10月31日 16時) (レス) id: f53ed707bf (このIDを非表示/違反報告)
アセロラゼリー(プロフ) - 夏氷雪さん» お疲れさん。 (2015年10月31日 15時) (レス) id: f53ed707bf (このIDを非表示/違反報告)
アセロラゼリー(プロフ) - 編集してきます。 (2015年10月31日 15時) (レス) id: f53ed707bf (このIDを非表示/違反報告)
夏氷雪(プロフ) - 出来ましたー (2015年10月31日 13時) (レス) id: f680a5ceee (このIDを非表示/違反報告)
夏氷雪(プロフ) - 編集してきます (2015年10月31日 12時) (レス) id: f680a5ceee (このIDを非表示/違反報告)
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