少しの殺気と泥かぶり【栄二】 ページ14
取り合えず、この場は不味い
元はといえばぐずぐずしてた俺の方が悪い。
「先生、そこの子達は関係在りませんよ。」
「何！また何か」
怒気を含んだ目を
殺気を含んだ目で返した
相手が怯む
個々まで腹立たしいのははじめてだ
「彼女等は襲われていたんです。」
「先輩方に」
「そんな嘘」
「嘘じゃ在りません、なら今から見に行きますか？伸びてますよ。」
「…まぁ、俺は普通に遅刻ですけど…」
助けたのは俺じゃない方がいい
でなきゃ、彼女等にアリバイがあることが証明できない。
結局は良くあることだ。
「俺の場合はまた処分対象ですがね。ところで……滅茶苦茶なこと言った事、あんたはどう弁明するつもりだ。」
殺気の籠った目で睨み付ける。
できれば出したくなかった目だ。
昔から良くお人好し
馬鹿
などは言われるが
煮えたぎるのは始めてだ
恋とかそういうのじゃなくて
俺には兄さんしかいなかったせいかもしれない。
取り合えず、先に入った俺は少し溜め息をついて
「不良のレッテル貼られるの確定かなぁ……」
はぁ
【不良の栄二】
何か嫌だ！
「ま、良いや。今日の晩御飯はトマトソースパスタだな。」
そう献立を確認しながら中に入っていった。
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アセロラゼリー(プロフ) - 終わりました。 (2015年10月31日 16時) (
レス) id: f53ed707bf (このIDを非表示/違反報告)
アセロラゼリー(プロフ) - 夏氷雪さん» お疲れさん。 (2015年10月31日 15時) (レス) id: f53ed707bf (このIDを非表示/違反報告)
アセロラゼリー(プロフ) - 編集してきます。 (2015年10月31日 15時) (レス) id: f53ed707bf (このIDを非表示/違反報告)
夏氷雪(プロフ) - 出来ましたー (2015年10月31日 13時) (レス) id: f680a5ceee (このIDを非表示/違反報告)
夏氷雪(プロフ) - 編集してきます (2015年10月31日 12時) (レス) id: f680a5ceee (このIDを非表示/違反報告)
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