時覚学園【小説】

ホントにヤバイ【栄二】 ページ12

「…………………」

なんとか助かったのだろうか

そうして抜け出そうとするが

ガシッ

………掴まれる

もうやめて、栄二のSAN値はもう０よ！？

隣から阿修羅の如く雰囲気を出しているお………

どうする！？

どうする俺！？

「取り合えず一旦離れないか？」

と、言ってみる

ちょっとうるってるよ

……どうしよう………

「いやいや、そんな顔になら無くても、また会えるんだし……」

そのお姉さんがいる限りちょっと危なそうだけど

そういうと女の子は渋々と離してくれた

助かった

それでも、もう一人の女の子のオーラは消えない

さっさと行け！

というかんじだろうか……

まぁ、慣れてるけどさ

「……そういえば、そろそろ入学式始まるような………」

残り五分の事であった。

俺達は結局走って体育館まで行くことになった。

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