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しばらくして、要は夕食を作り終わった
ここで悪ガキの要が本領を発揮する
要「食べよ
いっただっきまーす」
なんと、部屋で仕事をしている兄を呼ばずに1人で夕食を食べ始めたのだ
安室はそんなことも知らずに、部屋で一生懸命に仕事を続けていた
数十分後
要は綺麗に完食した
我ながら美味く作れていたようで、満足そうな顔をしていた
-ガチャ-
透「おい まだか…っておい！？」
そこへ、見事に放置されていた兄が登場した
要は、自分が仕事をしてる合間に綺麗に完食してしまった妹に対してものすごい怒っている兄を見ながら、ザマァと腹を抑えて笑っていた
ケラケラと要の笑い声が部屋に響く
今までこの家で1人だった安室は、自身の心のどこかに抱えていた“寂しい”という気持ちが少しずつ和らいでいき、つられて笑った
ずっと昔にもこうやって2人で笑う日があっただろう
9年ぶりに再会した兄妹2人は、懐かしさを噛み締めながら、部屋中に笑い声を響かせた
安室は夕食を食べ終わり、先に風呂に入った
風呂から出て来ると、ソファに横になって寝ている妹の姿を見つけた
体を揺さぶったが起きる気配がしない
何を考えたのか、安室はクスッと笑いながら妹の額にキスを落とした
要「っ……あ゛っ！？」
透「あ、起きた」
要「テメェ s○△□★⁂×♬※☆◎！！」
あまりに突然の出来事に、要は焦りまくって呂律が回らなくなっていた
同時にすごく頬を赤く染め上げていた
透「日本語を話せよ」
要「何してくれとんじゃボケェェェエ！！」
要の握られた拳が安室の腹を襲おうとする
が、安室は片手で楽に止め、かわいくないなと言いながら 風呂に入るよう促した
要「あーも腹立つわ、あのクソ兄貴…」
ブツブツ文句を言いながら湯船に浸かった
お風呂というものはやっぱり心体共に落ち着かせてくれる唯一の場所だ
要は無意識の内に鼻歌を歌うほど気分がよくなっていた
ノリノリで部屋に戻る要
それを見ながら兄の安室が呟いた
透「貧乳だな、お前」
要「はぁ！？！？」
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まゆ - 面白かったです^_^安室君が、お兄さんって良いですね^_^羨ましいです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年8月2日 13時) (
レス) id: f826ed1a12 (このIDを非表示/違反報告)
ZeRo(プロフ) - 零さん大好き！さん» いいなぁお兄ちゃん…お兄ちゃん欲しいっていう欲だけで書いたやつですwわざわざ読んでくださいありがとうございます！更新できてませんが頑張ります。高校入試もひと段落ついたんで更新始めていけたらと思います。 (2017年3月22日 19時) (レス) id: 22b7de3364 (このIDを非表示/違反報告)
零さん大好き！ - この小説、私とお兄ちゃんの生活を見ている見たいですごく面白かったです♪ 私もよくお兄ちゃんと喧嘩して、仲良し兄妹と言われます!! ちなみに公安の恋愛の方も見ました!面白かったです♪ これからも更新頑張ってください!! 応援してます♪ (2017年3月5日 16時) (レス) id: 7807a8b2e9 (このIDを非表示/違反報告)
ZeRo(プロフ) - ユウさん» ありがとうございます。受験前で全く更新できなくてすみませんm(__)m 頑張って更新します。 (2016年11月12日 15時) (レス) id: 652dcdb5ce (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - これからどうなるか楽しみにしてます。更新頑張って下さい。応援してます。 (2016年11月7日 22時) (レス) id: cb3c3b9b5b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ZeRo | 作成日時：2016年9月4日 10時
