108 悲劇の開幕 ページ8
『…っ、お、お父さん！！お母さん！！』
どれだけ呼びかけても、返事は一向に返ってこなくて。
『だ…れか…！』
背中の鋭い痛みさえ忘れて、グシャグシャになった車の中で私は精一杯祈った。
『誰か…私の家族を助けて…！』
でも、その祈りも神様に届いてくれることはなく、私は意識を手放した。
＿＿＿＿＿＿＿＿
まふまふside
prrrrrrrrrr…
「はい、相川です」
家に一本の電話音が鳴った。
まぁ関係ないだろうとテレビを見ていたら、母親が驚いたようにこっちを見た。
「…え…！？ は、はい。分かりました」
ま「誰からだったの？」
「…真冬。落ち着いて、聞いてね」
ま「？ うん」
そして、僕は母親の発言を甘く見ていた。どうせ、あまり関係がないことだろうと。
でも、母親の衝撃的という言葉では足りない発言を聞いた途端、僕は玄関に走り出していた。
今は夕方。
沈みかける夕日を無視して、ただただ走った。
.
��Aちゃんのご両親が、亡くなったの。
…Aちゃんは、今病院で…��
.
＿＿そして、病院に辿り着いた。
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ふぃりあ(プロフ) - リンクさん» ご指摘ありがとうございます！！ そして名前の張本人に謝ってきます…、、w (2017年11月8日 20時) (
レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
リンク(プロフ) - 夢主さんの名前が変更されないところがありましたよ(^-^;)内容はすごく好みだったので、これからも楽しみにしています(*´∇｀*) (2017年11月8日 7時) (携帯から) (レス) id: b3533b2202 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃりあ | 作成日時：2017年10月22日 16時
