部に入りたい？…無理。 【歌い手】

7 話題は決まってますね ページ9

キィィィンコーンカァァァンコーン





96「4時間終わったぁぁぁぁ！！昼休みぃぃ！！」


『いぇぇぇぇぇい！！』


そ「はしゃぐな、落ち着け」


天「今日も屋上で食べる？」

『うん、もちろん！！』



やっと4時限目も終わり、今から昼休み。私達歌動部はいつも屋上でお昼ご飯を楽しんでいる。

そのせいか、屋上には誰もいないけど…、まぁ、その方がいいけどね！←




屋上に着くと、心地よい風がすき抜けていた。いつ来てもいい場所だ、そう思う。




luz「そういえば、朝はビックリしたね。」


天「うん、やっぱり…俺らが目的なのかな」


a「かも。じゃないとこんなことしないし…」




やっぱりその話題になるよなぁ。まさか翌日に移行するなんておもってなかったけど、。





『一応確認するけど…みんな、あの子のことどう思う？』




「「「無理。入れたくない。」」」




めっちゃハモるやん！w
同意見だけども！みんな大好き。(意味深)




ま「はっきり断ったほうがいいかな？」


96「でも、理事長の娘なんだよね、？」


luz「確かに…成績下げられたら嫌だね(？)」


そ「うーん…どうするべきか。」








そして、みんなの視線は何処かの誰かさんの元へと集まっていく。






私はしばらく食事に専念していたので気づくのが遅かった。
というか何の話か理解していなかった。


気づけばみんなこちらを見ていて、思わず箸が止まった。









『…卵焼きはあげないよ？』

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