部に入りたい？…無理。 【歌い手】

38 歌動部！！全力出して届けるぞ！ ページ40

廊下を走っている途中、まふが赤面しながらこんなことを聞いて来た。



ま「ねぇ！1時間じゃなかったの！？」


『だってまふ、女子らに捕まって着替える暇なかったやんか〜』


浦「そーそー、仕方ない仕方ないー(棒)」


ま「う、…納得いかない…、」




不覚にも、可愛いと思った←









やっとステージ裏に着いた。


みんな、息が安定していない。




姫「あ、遅いですよぉ？」





…やっぱり、いますよねー。

私が誘ったんだけどね←





a「喫茶店忙しかったんだよ、姫森さんは何してたの…？」


姫「私わぁ、友達と一緒に回ってたよ？」





何しとんねんてめおま((





坂「みんな、はやく着替えなきゃ！」



96「うん、そーだね…！」






そうだ、姫森に構っている暇ではない。はやく、準備をしなくちゃ…！



ピンポンパンポーン


「文化祭にお越しの皆様に連絡をします、あと10分で歌い手動画編集部によるライブが行われます。是非興味のある方は、ステージまでお越しください！」




アナウンスが流れる。

1番バッターは、姫森＿歌い手名、「るる様」。


(いつ聞いてもオリジナリティない名前だなぁw←)



『…歌動部！！ No.ライク！』

「歌動部！ No.まふまふ！」

「歌動部、No.そらる」

「歌動部！！ No.96猫！」

「歌動部、No.うらたぬき！」

「歌動部！ No.あほの坂田！！」

「歌動部、No.天月」

「歌動部、No.luzくん←！！」

「歌動部！ No.あるふぁきゅん！」


「「「全力出して、届ける！！」」」




いぇーい！！！←



姫森以外の、歌動部のみんなが円になって言う。


放置プレイにされた姫森は、その光景をぽかーんとずっと見ていた。






そして10分後、大きなステージの上で私達(−姫森)の舞台が始まった。



最初は、みんなでちょっとした紹介をしてから始まる。




一斉に、みんなでステージに出た。







ワァァァァァァァァッ！！







歓声が上がる。





『うそっ…！？』


luz「こ、こんなに！？」







ステージから見る景色には、ありふれるほどの、沢山の人達がいた。




歌動部が呆然としている中、ある人物が空気も読めずに言う。






姫「みんなー！今日は来てくれてありがとう！！」










いや、貴方のこと知ってる人きっと1%もいな((

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