部に入りたい？…無理。 【歌い手】

10 なんだこの流れ ページ12

キィィィンコーンカァァァンコーン





96「終わったぁぁぁぁ！！！」


『帰れるぅぅぅっ！！！』


そ「いや、部活あるから。」




あそっか。←




そしてまた、いつものように部室に行こうと…したんだけど…。



先生「おい待て鈴羅ぁ…日誌全然書けてないじゃないか。」


ば、ばれた。。
どうしよう、このたけのこ担任結構話長いから付き合いたくない…


と、その時。あの声が聞こえた。



姫「先生ぇ、きっと鈴羅さんもうっかり忘れたんだと思います…あと、私、ちょっと鈴羅さんと話したいので、借りてもいいですかぁ？」



先生にまでぶりっ子すんのかこの人は。ある意味勇気あるな(じと目)



先生「あ、あぁそうだな。今度からちゃんとやれよ。」

『は、はぁ…』




待ってくれぇぇぇ！！

まだ話長い方がマシだったよ！！


やだ逃げたい。でも誰もいない。
おわた。



姫「よかったね〜、…あのさ、この前の話なんだけど、やっぱりぃ…入っちゃダメかな？」




ダメに決まってんだろ馬鹿！

みんな即答で答えてたんだぞ馬鹿！

えっと…馬鹿！



『あ〜…、でも部員も足りてるし、今は大丈夫かな〜…？』



これで精一杯だ。
例えぶりっ子でも理事長の娘。変なこと言って怒らせたら、どんなことになるのか想像もできない。




姫「そっかぁ…。じゃあ、今日は諦めるね、また明日！」





と言って、姫森は去っていった。







…まって、「今日は」…？


「また明日」…？







…え、明日もあるの！？！？

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