迷い込んだのは… 一人の巫女？ 肆 【文スト】

◇ 新年の巫女 弐 ページ32

その後無事参拝客も少なくなって来た頃、見覚えのある人が参拝しに来た。



『…織田作さん？』

織田「久々だな、A。」



なんと、久々にお目にする織田作さんが来て下さいました。…あの日以来かな。




『来てくれたんですね！どうぞお参りしていってください。』

織田「あぁ、そのつもりだ。」





と言って礼儀を守りながら鐘を鳴らす彼。あんまり変わってないように感じる。



『あ、もし願いが叶ったら、お礼参りにも来て下さいね。』

織田「…お礼参り…？」

『願いが叶ったら、神様にお礼を言いに来るんです。知らない人もいるみたいですけど…。』




願いを叶えさせて頂いたんだから、お礼くらいはしなきゃ。それをお婆ちゃんから聞いたことがある。








その後は少し世間話をして、残りの人達を見送って取り敢えずひと段落ついた。









『二人共お疲れ様。机の上にお礼置いてるから、見に行っといでー。』

鈴神「主は？」

『もうちょっと外にいるよ。雩鈴と喧嘩しないでね。』

雩鈴「大丈夫です！」



しばらくすると二人も中に入って行き、鳥居の前には私一人だけとなった。





…来年も、平和にみんなと過ごせますように。






心の中で願った其れは、もしかしたら…他のみんなも同じだったのかもしれない。


少しの期待をしてみながら、薄くなる月を横目に私も家の中に入って行った。


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更新なかなかできてなくてすみません、！


新年。夢主さんが巫女さんなので、折角ですから書いてみました。…変ですね。次は本編出します。





皆様、あけましておめでとうございます！！

よいお年を！by作者.夢主

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