◇百十九、 一人の巫女？ ページ24
『私は何もしてないよ？』
敦「助けてくれましたよ、色々と…。少なくとも、僕はそう思ってます。」
鏡花「私も。Aは私にたくさん教えてくれた、接してくれた。…だから、私もAの役に立ちたい。」
…、こんなに、言われたの初めてだな。
…でも、私は、大切な、守りたい人達を守れなかったのも覚えている。
だから、そんなにいい人間だとは限らない。…限らないんだよ。
『うん、そう言ってもらえるだけで、嬉しいよ。』
頑張って笑顔を浮かべると、鏡花ちゃんは苦しそうな顔で私の手を握った。
鏡花「辛いなら話さなくてもいい。だけど、私は…Aの、友達だから…。心配はさせて。私はもう、誰も失いたくないから。。」
『…っ。』
駄目だよ、駄目だよ。
そんな言葉、言わないで。
また、溢れてきてしまうから。
何かが、溢れてきてしまうから。
でも。
『ありがとうっ…。』
私は、鏡花ちゃんの手を握り返した。
鏡花ちゃんも、ホッとした表情で私の手を握りしめた。
周りの人達も、誰も言ってこなかった。
私達はそのケーキバイキングに行くために、道を歩いていた。
このままではいけない気がしたので、昨日抱いてしまった不安を鏡花ちゃん達に言った。
『本当はね、少し怖かったんだ。自分は此処に居ていいのかなって。』
鏡花「…それは、私も同じ。だけど、私は居ていいと思う。」
「だって、そう思えたのは、みんなよおかげだから。」
『…うん、そうだね！ 私もそう思う。ってことで、いっぱい食べよう！』
敦「元気になったみたいで良かったです。。」
『敦くんもありがとう。これからも、よろしくね。』
敦「…はい！」
と言って、私達はまた歩き出した。
神様、やっと分かったよ。
此処に居ていいんだよね。
此処が、私の居場所なんだよね。
たぶん�爐海劉畧こΔ砲笋辰討海譴燭里蓮∋笋世院�
巫女になれているのか。それは分からないけど、私にはこんなに想ってくれる人達が居る。
守りたいと想ってくれる人がいる。
そして私も、守りたいと想う。
だから、だから。私は。
�犹笋劉畧こΔ農犬�て行く。
だって、この世界に迷い込んだのは…
一人の巫女。
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ふぃりあ(プロフ) - 獣兎さん» ありがとうございます！！ そう言ってもらえてとても嬉しいです。´∀`*)b (2017年10月8日 17時) (
レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
獣兎 - 今迄この作品を読ませていただいてました。とても面白かったです！ 更新を楽しみにしておりました*(^_^)* (2017年10月8日 16時) (レス) id: bba55528ae (このIDを非表示/違反報告)
ふぃりあ(プロフ) - 桜刀/夢悪蝶さん» ありがとうございます！！とても嬉しいです…、更新頑張ります！ (2017年9月28日 21時) (レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
桜刀/夢悪蝶 - 続編おめでとうございます！ 文ストはあんまり見ないけど、ふぃりあさんの作品を見て興味をもちました！ 投稿頑張ってください！ (2017年9月28日 20時) (レス) id: 1ef74e7ff5 (このIDを非表示/違反報告)
ふぃりあ(プロフ) - Maiさん» ココ、コメントありがとうございます！(･･、) そうなんですね！私も初めて知りました…。これで更新頑張れます。 (2017年9月19日 22時) (レス) id: 260828f0b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃりあ | 作成日時：2017年9月17日 19時
