こんな日常、望んでない。【歌い手】

31 や ら れ た ページ31

『ん？誰からだろ…。』







いや待て。いつも連絡取り合ってる人物といえばまさにリビングで寛いでる96しかいない。


それに用があるならわざわざラインという手段を選ばないはず…。








あ、察した←

よし見ないどこ(ｷﾘｯ






ピコン







みないみない





ピコンピコン





だから見ないって







ピコピコピコン

ピコン


ピコンピコンピコピコ((





『あーもう、何…。』



仕方なく少しだけラインを開き、通知音をオフにして既読してしまった。







一ノ瀬あ、既読ついた。日曜よろしく〜









『…へ？』






とりあえず通知音の恨みがあるので名前を書き換え、

スライドして来ていたメッセージを見てみると…







セサミ副会長日曜あいてる?



セサミ副会長じゃあ駅前10時集合で



セサミ副会長よろしくです








『うわああああああ』


96「！？どないした！？」


『やってしまった。』


96「ほ？」









96に怒られるまであと5秒。

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