プロポーズ大戦争�� ページ36
「俺も会いたくて辛抱堪らなかったよ…よーし！パパｯと報告してくるね！じゃあまたあとで！」
半月ぶりに聞いた愛しい人との電話は甘い言葉も相まって顔がこれでもかと綻ぶし心拍数も爆上がりする
ただ遠くから見ているだけで幸せを感じていたのに今はその幸せ自身が私に会いに来てくれるなんて前の私は想像すらしていなかった
『…………よし！準備しなくっちゃ』
今日はどれくらい一緒に過ごせるか分からないけど退さんの好物を食べきれない程作って、部屋を掃除して、化粧をして万全を整えて愛しい人の到着を待つ
ーーﾄﾞﾝﾄﾞﾝ！ﾄﾞﾝﾄﾞﾝ！
屋敷の裏口から何やら戸を叩く音がする……退さんが来た？！いつもは表の門から入ってくるんだけど…………もしかして急いで来てくれたのかな
高鳴る胸を抑えながら急いで裏口に向かい深呼吸を一回して戸を開けた
『退さ…………えっ…………』
「A！ヤベェことが起きやした！」
戸を開けた瞬間視界に飛んできた栗色………息は荒く肩は上下に揺れている
『どうしました沖田さん？！何をそんなに慌てて…………』
「ザ…………ザキが！！！」
『えっ！？退さんがどうかしたの？！なに？なにがあったの？！』
「詳しい説明はパトカーの中でしやすから、急いで乗りなせェ！」
グイッと腕を引かれパトカーの助手席に押し込まれる形で乗車した
『それで何があったの？！？』
「ザキが…………」
『退さんが？！？』
「Aと釣り合うとは俺ｧ思わねぇんでｨ」
『…………？はい？なんの話して…………んぐっ！！？』
パトカーが路肩に止まり沖田さんの手が伸びてきて顎をつかまれ瓶を口に当てられ無理矢理なにかを飲まされた
甘い液体が喉を通る………
「上玉の雌豚は一流のドSに飼われるのが一番だろ？…………俺と夫婦になりなA」
はぁ？！？何言って…………
『…………はい…………私を一生飼ってくださいご主人様』
！！！？？
私の口が勝手に思ってないことを言い出した！！？どうして？！
「…………じゃ今から婚約'首輪'買いに行きやしょ」
そういうとポイっと車内のゴミ箱に私に無理矢理飲ませた瓶のボトルを捨てたから目を動かしてボトルを凝視すると…………
ーーーー天人製！超！強力惚れ薬
ボトルにデカデカと書かれた文字を見て嵌められた！と思った瞬間に私の思考回路はモヤに入ったみたいに微睡んでいった
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ちー - 終わりって書いてるんですけど続きありますか？すっごいこの小説好きです！ (2022年9月19日 15時) (
レス) @page40 id: 9c6bdad68c (このIDを非表示/違反報告)
Ais - つ、続きはどこに！？ 続きください！いつまでも待ってます！ (2022年7月8日 2時) (レス) @page40 id: a23b86f862 (このIDを非表示/違反報告)
RIO - 小説読ませてもらっています！更新待ってます！！ (2022年3月25日 1時) (レス) @page40 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)
Zoo(プロフ) - さくらぎさん» さくらぎさん☆ミコメントありがとうございます！お褒めの言葉に癒されました( ；；)更新がんばりますのでまたぜひ読んでいただけると嬉しいです( ＾ω＾ ) (2021年3月2日 19時) (レス) id: 10217891d8 (このIDを非表示/違反報告)
さくらぎ - 素晴らしい文章に、とても癒されました。ありがとうございました。 (2021年2月28日 22時) (レス) id: 97d3a30c6e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Zoo | 作成日時：2020年8月5日 17時
