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狙われた上級生 ページ1

室町に戻ってから1週間がたったある日、5、6年と合同で女装の授業をする事になった。

ちなみに、私たちは変化を使っている。体はそのままに、男の娘風にね。あと、上級生達は女装はして居ない。兄妹設定らしい

乱太郎「お待たせしました!」

クオリティーの高い女装に上級生達は目が点になって居た。

鉢屋「コレは…いい意味で想像以上だ。えーと、乱子は私とペアだ。」

乱太郎「はい。あと、乱子では結構知れ渡ってしまっているので蘭華と呼んで下さい!」

きり丸「私は摂子と言います。よろしくお願いします留兄さん!」

留兄さんときり丸に呼ばれた食満先輩は気持ち悪いほどデレていた。

山田「…さて、授業始めるわよぉ〜!みんな、頑張って来てねぇvV」

伝子さんに見送られて、私達は街へと繰り出した。授業内容は街で誰かに仲の良い兄妹ですね。とか可愛らしい妹さんですねと消えをかけられれば合格だ。

鉢屋「蘭華、お茶でもどうだ?」

乱太郎「わぁ、良いの?お兄ちゃん!私甘味食べたい♪」

甘味屋に入ると鉢屋先輩は餡蜜、私は善哉を頼んだ。出て来た餡蜜には、毒がもられていた。

乱太郎「!?…お兄ちゃん、私やっぱり餡蜜が食べたい!交換して〜ねぇ、良いでしょ?」

鉢屋「全く、仕方のない子だな…いいよ。」

乱太郎「ありがとう。お兄ちゃん!」

甘味屋を出て、合流したクラスメイトから話を聞くと、上級生全員狙われているらしい。

不破「三治郎に言われるまで気づかなかった…。三郎は大丈夫だった?」

鉢屋「私は別に…」

何もなかったと言おうとして、甘味屋での事を思い出した。

鉢屋「Σまさか⁉
お前…気付いていて食ったのか⁉」

久々知「どうしたのだ?三郎?」

鉢屋「兵助、雷蔵、善法寺先輩が今どの辺りにいるかわかるか⁉、あと出来れば先生も!」

不破「だから、どうしたの?」

鉢屋「乱太郎が毒を盛られた餡蜜を食べたんだ!
…クソッ私が気付いていれば…。」

鉢屋先輩の話を聞いて、不破先輩と久々知先輩も慌てていたけど、彼らと組んでいた三治郎と兵太夫は落ち着いていた。
まぁ、よくある事だしね。

兵太夫「…食べるのいいけど、量考えないとね。そうなっているって事は…」

三治郎「差し詰め、致死量の三倍って所だね。」

乱太郎「…分析してないで、水ちょうだい…。身体の中から熱いんだ…。」

1年は組には無意味。→



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ゆん - その発想は無かったw続き期待してます (2018年9月13日 22時) (レス) id: c3d7f1913a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:千亥 | 作成日時:2017年11月10日 1時

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