1*椿の狐に出会ったけれど ページ3
「んー、狐のお探しの張り紙無いな〜」
飼い主がいないなら僕が飼おう！
狐かぁ、狐...こっくりさん！って、ダメだよね〜
狐って尻尾２つだっけ？本物見たこと無いからねぇ
とりあえず首輪でもつけよう
「そういえばこれ、カイ兄が買ってくれたやつ」
こんこにあげたくて買ったけどこんこ厭がってたな
そういえば花が咲いてた。
椿...カイ兄が買ってくれた店に咲いてた花
「君の名前は椿、椿....珍しく良い名前をつけたな」
いつもならこん繋がりなのに
あっ、国木田さんに連絡連絡♪
胃に穴でも空いたら大変大変♪
いや、下手に連絡したら仕事増える上国木田さんの胃に穴が....
ここは敦君だな、太宰さんは信用出来ない。
「狐ちゃん、ちょっと此処でじっとしててね」
敦君、出るかな？
*
*
*
プチ
出た
『あっ！コトリちゃん？どうしたの？』
「敦君かい？実はねー、ヨコハマじゃないところにいるみたいだ！」
*
*
*
『え？』
「住所言うねー、場所はー『ま、待って！』ん？」
『何があったか知らないけど、とりあえず頭の整理させて！』
「わかった」
『えっと、コトリちゃん、朝は出社してたね、今昼の外仕事の途中だよね？』
「嗚呼、仕事してたんだけど、何があったかわからないが、どうやら東京にいるみたいだ」
『え？東京？えぇーー！！！！』「敦君うるさい、耳が死ぬ」『ごめん』
『とりあえず国木田さんに報告するね、社長にも。太宰さんは「教えなくて良いよ」うん』
「色々お任せしちゃいそうだけど、敦君、よろしくね、
仕事は帰ったら敦君のもやったげる！」
『うん楽しみに待っとくよ、早く帰って来てね』
「わかった！帰ったらお茶漬け皆で食べよ！じゃーね」
僕はそう電話を切った。
？「友達？」
「いや、同僚かな？...って！」
「誰ですか！あなたは！！！」
僕は黒髪のイケメンに指を指した
指を指された本人は疑問を抱いた顔をしたが疑問が解消したようで笑いだした
笑い方が異常だけど....
？「あは、あはははははははははははははははは....あー、面白くない」
面白くないなら何で笑うの？←
？「君、狐拾ったよね」
「そうですけど？」
つか何で知ってるの？ストーカー？
？「僕が椿、君が拾った狐だよ？」
「...え？」
天国のおじいちゃん、おばあちゃん。
僕、黒音コトリは____
_____狐(吸血鬼)を拾いました。
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作者名：黒猫のコトリ | 作成日時：2017年3月20日 16時
