9*出社 ページ12
出社しました
「納得いきません!なんで僕は善くて久作はダメなんですか?」
抗議しています。
今回、C3という機関からの依頼で、吸血鬼の監視。
その吸血鬼達の監視を
高校生(本来なら)の二人(谷崎さんと敦君)と鏡花ちゃんと僕の4人で行く事になった
なので戦闘に特化した人間が少なくなる。
だが、久作は探偵社の人間ではない。
連れて行く事は可能だ。
国木田「もし、久作の異能が発動するような事態が起こったらどうする」
そう、久作の異能力。「ドグラ・マグラ」
精神を崩壊させ、幻覚を見せ、錯乱状態にする。
「ドグラ・マグラが発動したら、太宰さんのいない東京ではかなりの被害が出る」
「....でも心配です!賢治君がいるとしても、家事とか結構心配です!」
13歳と14歳の少年が2人でワンルームの部屋で生活とか、心配!
12歳の女の子が心配することじゃないとか言うツッコミは知らない。
国木田「ナオミあたりが心配して来るだろう!さっさと行け!」
「はーい」
しぶしぶコトリは武装探偵社を出る
その背を見送った国木田は、自分の机の上をみて気づいた。
机の上には胃薬が置いてあった。
国木田独歩はその胃薬を見つめ、一言
国木田「....貴様のせいだ」
* * *
「あー、敦君可愛い」
敦「あはは、コトリちゃんは一度行った事あったよね?どんなところ?」
「ごちゃごちゃしてる、人がいっぱいで立ち止まる暇がない。」
谷崎「ナオミにお土産買おうと思うンだけど、どう思う?」
「美味しい食べ物もオシャレなお店がいっぱいあるからね、
谷崎さんが一番選んだモノならナオミちゃん嬉しいと思いますよ!」
僕は二人の元を離れ、鏡花ちゃんの近くによった。
鏡花「....」
「ネェ、鏡花ちゃん」
鏡花「何」
「この戦争、敦君を巻き込みたくないんだ」
鏡花「協力する」
「即答かぁ〜(笑)」
まぁ、頼もしい仲間だ。
「そうだ、敦君も巻き込んでパジャマパーティーしよう!」
鏡花「宜しく」
密かに、『敦絶対守り隊』が結成された。
このあとめっちゃくちゃパジャマパーティーした。
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作者名:黒猫のコトリ | 作成日時:2017年3月20日 16時