【鬼滅の刃】鬼舞辻 無惨の妹は最強で兄嫌い 壱

那田蜘蛛山　弐 ページ29

「いた！！善逸って・・・なんで包帯グルグル巻きに
されてんの？」

善「分かんない」

「Σ(ﾟДﾟ；ｴｰｯ!」

善「それより炭治郎達は大丈夫？」

「一応炭治郎の生きている色は見えるから無事だと
思うよ」

善「良かった〜」

「あ、私炭治郎達探しに行くね！」

善「うん、気を付けて！」

私はそのまま伊之助の色を辿った

「居た！って伊之助も？」

伊「・・・・」

「生きてる？大丈夫？」

伊「・・・」

「うん、そっとしておこう」

私は炭治郎の色を辿った

「炭治郎！！って気絶してる・・・・」

なぜか禰豆子ちゃんはいなく
炭治郎は気絶している

「顎打撲しているけど・・・これで気絶したのかな？」

私は炭治郎の顎を撫でた

「骨折しているのかな？これ」

すると茂みの中から鬼殺隊の隠がやって来た

隠「うわ！鬼だ！！カナヲ様！」

カ「まだいたの・・・」

女の子が切りかかって来た

「ちょ・・・ちょっと！！私は貴方達を食べないよ！！」

カ「何を言っているの？食べないのは鬼の中で無優だけよ・・」

「だから！それが私なんだって！！」

カ「え？あ、貴方の名前は？」

「鬼舞辻 無優！！」

すると女の子は動きを止め私に膝まづいた

「え、え？ちょっと？」

カ「失礼しました。説明をする暇がないので私達に付いてきて下さい」

「えっと・・はい・・・」

私は隠の人に背負われてどこかに向かっていった
ちなみに眼が隠されているので全く何も見えない

隠「外しますね」

しゅる

「え？ここはどこ？」

？「ここは鬼殺隊の本拠地です」

「じゃ、じゃあ！私、処刑されるんですか！？
私、鬼舞辻 無惨の妹だから・・・」

？「ちがいますよ。私達は貴方を『味方』として
探していたのですからね」

「み、味方？」

すると屋敷の中にいた女の子が叫んだ

子「お館様のお成りです！！」

ザッ

そこにいた私以外の人は全員頭を下げた
よく見ると炭治郎もいるが縄で縛られている
え？なんで？あ、私もお辞儀しなきゃ！

「すみません！！」

館「貴方はしなくていいよ
この場に顔ぶれが変わらずに皆に会えたことを嬉しく思うよ」

そういうと今度は傷だらけの男がしゃべりだした

？「お館様の益々のご健康とご多幸をお祈りいたします」

館「有難う不死川」

？「これからこの鬼を連れた竈門 炭治郎の事についてそして
鬼舞辻 無優の事について説明しても宜しいでしょうか？」

館「そうだね、炭治郎の事に関しては私が承諾していた」

柱達「！！」

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