変わらず直球愛し合い【沖田総悟】

静かな屯所 ページ9

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その後、スイーツ店でスイーツをご馳走してもらった私。

いや、多分あれは総悟くんのお金ではないけれど。

沢山食べてしまって何だか申し訳ない。


時間を余らしてしまいどうしようか話し合った末、帰り際に寄ると決めていた総悟くんの部屋に予定より早めに行く事になった。




「なんか今日屯所静かだね」


「誰もいないからな」


「誰もいないの！？なんで！？」


「……」



え、無視？



総悟くんが襖を開け、続けて自分も中に入る。


やけに静かな環境の上に沈黙が続き、本当に物音一つせずシーンとしている。


――そして布団が敷いてある。




「今日は誰もいないぜィ」


「うん、そ、そうだね」


「今2人きりでさァ」


「……」


「俺が意図的に2人きりにした」


「……」


「あ、そういやお前この前、''もっと私に触れてください''みたいな事言ってたよなァ」


「……え？そんな事言いましたっけね」


「とぼけんじゃねーやい」





え、これって……




そ、そういう事なの……！？





「いや何か、''触れる''というのは、手を繋いだり頭撫ででくれたり抱きしめてくれたりってそういうのでてしてね、決してッ――ンンッ」



急に後頭部を抱かれ唇を舐めてきた総悟くん

ペロリと舐めあげられ変な感覚になり、ただただ唇を固く閉じた。



「ほっ、本当に毎回急ですね！！なんか……予告も前振りも何も無い……」


「じゃあチュー5秒前ー。はいよーん、さーん」


「そ、それも違う気が……！！」


「――ま、要するに、今日はただ単にここでイチャコラしたいだけなんでィ」



総悟くんの''イチャコラ''って……どこからどこまでの事を言うんだろう。


キスとかならまだ良いけど


今やってるそのビデオカメラのセッティングはやめて欲しいかな



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