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変態 ページ9

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「ねえねえ、さっき昼寝の時銀さんと何話してたの?」



海の帰りの電車内で、隣に座る総悟くんに問う。



「さぁな。今ここで『ママー、ウ○チお漏らししちゃったよぉー。オムツ取り替えてー』って超大声で叫んだら教えてやらなくもないねィ」


「ゼッタイヤダ」



満員電車だからね、人半端ないからね。

やっとの思いで椅子ゲットしたくらいなんだからね。



「だって私知ってるんですよ。私の頭撫でてたでしょ?ねえ、撫でてたでしょ!」



こっち起きてたんだからね!気づいちゃってたんだからね!

嘘はつけないよ。的な目線を総悟くんに送る。

だけどそんなの無効で、何とも余裕な表情だ。




「アレは俺のタマ菌擦りつけてたんでィ」


「だって総悟くん一回もトイレ行ってなかったしー?……何、それとも私を撫でる前に息子握ってたりしてたの……?」


「ンな事するわけねーだろ」


「じゃあやっぱタマ菌ってのは嘘なんだね!」




「……なあ銀ちゃん。コイツら傍から見たらカップルでもバカップルでもなくただの変態ネ」


「三枝沖田くんのせいでどんどん下品な言葉普通に使い始めてるよ……」


「Aさん変態に改造されなきゃいいけど……今だって既に危ないですけどね」


「Aちゃん、屯所に訪問してまだ間もない頃はこんな言葉使わなかったけどな……」




痴話喧嘩のようなものを繰り返してる2人を静かに見届け、それぞれが思い思いの事を口にする。




「まったく、恥ずかしがる必要なんてないのにねー。素直に認めてしまえば良いのに。照れと羞恥心を捨ててさ!」


「ならお前も恥ずかしがらずに『私は処女です!初めては総悟くんにあげるんです!』って叫んだら良いだろィ」


「しーっ!しーっ!既に声でかいから!」


.

それってやっぱ side沖田→←綺麗 side沖田



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沖田彩乃(プロフ) - ゆずさん!この小説ギャグ線高いッスネ!超面白いです! (2016年4月28日 23時) (レス) id: e31aa8383d (このIDを非表示/違反報告)
ふらわ(プロフ) - ゆずさんの作品大好きです!直球シリーズも大好きです!鬼更新頑張ってください、待ってます!w (2016年4月7日 20時) (レス) id: d783636807 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 厨二なあほ毛さん» やってしまったー!(笑)ありがとうございます!これからもじゃんじゃん指摘お願いします(-_-) (2016年4月7日 19時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - ななせ.さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年4月7日 19時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 皐月*゚さん» ありがとうございます!! (2016年4月7日 19時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず | 作者ホームページ:http://yuzuhomepage  
作成日時:2016年3月30日 15時

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