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することない ページ7

――――
――



「暇、ですね」



一通り遊び終えてシートを敷いた場所にみんなで座るが、なかなか暇だ。

スイカ割りのスイカとか買っとけば良かった。



「もう暑いアル。死ぬアル」


「お昼寝タイムにでもします?」



新八くんのその提案で、みんなゴロンと寝転がり始めた。


もちろん私は総悟くんの隣をゲット。

反対側は神楽ちゃんだ。



「あー……寝転がると眠くなってくるなぁ」



真夏だけど、日陰で風も気持ちよくて、なんとも心地よい温度だ。



「夏ですねー……」



山崎さんの言葉を最後にしばらくの沈黙が続けば、みんな静かに眠り出してしまった。

規則正しい寝息がいくつか聞こえる。


私も、寝ようかな


好きな人の隣で寝れるってなんて幸せなんだろう……



そう思いながら、ゆっくり目を閉じた。





――――――
――――
……







――ん……?




多分瞼を閉じてから数十分後程経った頃、


頭に何か触れてるのがわかった。



朦朧とする意識の中でうっすら目を開けると、



肘を立てて頭を少し起こして寝そべる総悟くんが映った。

不覚にも物凄い近距離にいたので反射的に目をつぶってしまった。


総悟くん、起きてた。




……というか、





わたしの頭撫でてる……?




え。え。え。待って待って。




「――旦那、もうこの話終わりにしやしょう。そろそろコイツら起きちゃいやす」



現在進行形でわたしの頭を撫でている総悟くんは誰かと会話してるっぽかった。

寝起き直後の私にはあまり聞き取れない。



「まあ、だからって三枝がお前を諦めると思うか?」


「いや、これっぽっちも思いやせんねィ」


「だよな、ハハ」





なになになに


私の話してるの?



.

綺麗 side沖田→←死んじゃうから!



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沖田彩乃(プロフ) - ゆずさん!この小説ギャグ線高いッスネ!超面白いです! (2016年4月28日 23時) (レス) id: e31aa8383d (このIDを非表示/違反報告)
ふらわ(プロフ) - ゆずさんの作品大好きです!直球シリーズも大好きです!鬼更新頑張ってください、待ってます!w (2016年4月7日 20時) (レス) id: d783636807 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 厨二なあほ毛さん» やってしまったー!(笑)ありがとうございます!これからもじゃんじゃん指摘お願いします(-_-) (2016年4月7日 19時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - ななせ.さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年4月7日 19時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 皐月*゚さん» ありがとうございます!! (2016年4月7日 19時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず | 作者ホームページ:http://yuzuhomepage  
作成日時:2016年3月30日 15時

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