話が進まない side沖田 ページ18
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「本当に、本当に夢じゃないの?」
「ん」
「じゃあ……一体総悟くん何があったの?」
「別に何もねーけど」
「…………全然理解ができない」
なんかこれ永遠ループな気がする。
どうすれば終わるんだ。
「俺じゃ駄目か?」
「そんな、駄目とかじゃないけど……ってこれ何の会話してるんですか?」
「付き合うか付き合わねーか」
「それって、''ちょっとそこまで付き合ってー''とかっていうありきたりなボケみたいなやつですか?」
「違う」
「うええ……ちょっと脳内整理させてください」
また頭を抱えこむAだがあまり時間がない。
真選組一同が犯人を捕まえにこちらに向かってるから2人きりの時間はもう限られている。
「あと10秒以内に答えなかったらまたその口塞ぐ」
「ま、待って!」
「はい10……9……
「だめ!ほ、本当に待って!!」
せかせば早く返事をくれるかなと思いきや、
いつの間にか頬に一つの雫が伝っていた。
「だって私、アホだしドジだし……空気読めないし……可愛くないし……何の取り柄もないし……
もしこれが夢じゃないとしたら、私本当に……
どうすれば良いのか……
それに比べて総悟くんはカッコ良いし……強いし……いつも優…たまに優しいし……」
「おいそこ言い直すなよ」
そう言いながら親指でソイツの目尻の粒をきれいに拭き取る。
「全然、釣り合ってないと思う……私なんかが……何でもできる完璧な総悟くんと付き合うなんて……」
「俺を馬鹿にしてんのか」
「え……?」
「お前を選んだ俺にはセンスがねェって言ってるようなもんじゃねーか」
「センスないよ!!」
「縛るぞ」
いつもの積極的な威勢はどこに行ったんだか……
ンないきなり消極的になられても困る。
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沖田彩乃(プロフ) - ゆずさん!この小説ギャグ線高いッスネ!超面白いです! (2016年4月28日 23時) (レス) id: e31aa8383d (このIDを非表示/違反報告)
ふらわ(プロフ) - ゆずさんの作品大好きです!直球シリーズも大好きです!鬼更新頑張ってください、待ってます!w (2016年4月7日 20時) (レス) id: d783636807 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 厨二なあほ毛さん» やってしまったー!(笑)ありがとうございます!これからもじゃんじゃん指摘お願いします(-_-) (2016年4月7日 19時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - ななせ.さん» ありがとうございます!頑張ります! (2016年4月7日 19時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 皐月*゚さん» ありがとうございます!! (2016年4月7日 19時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作者ホームページ:http://yuzuhomepage
作成日時:2016年3月30日 15時