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試す side沖田 ページ41

side沖田
 ̄ ̄ ̄ ̄


次の日、奴は俺の病室へとやって来た。



「調子、どうです?」



抑揚のない声。

スマホをいじりながら聞いてくる

……何だか腹立つ。


本当に好きじゃなくなったのか、ちょいと試してみる事にした。



「A、俺まだ手が上手く使えなくてねィ。――昼のカレー、あーんして食べさせてくれやせん?」



流石に目を見開いたA。

だけどすぐに無表情モードに切り替わり、



「いいよ」と、呆気なく返事をした。



まさか、ほんとに食べさせてもらう事になるとは思わなかった。

手だって食べるくれェなら余裕だし


でも後にも引けない状況なので、一口だけ貰ってから、体調が優れないからもう寝ると嘘をついた。



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

side三枝
 ̄ ̄ ̄ ̄




「銀さんんんんんんんんん!!!」


「しーっ!ここ病院だから!」



そんな事を言われましても!

こちとらイベント発生して心臓バクバクなんですから、はち切れそうなんですから。



「"あーんしてほしい"って言われたんですよ!」


「は!?沖田くんに!!?」


「銀さんここ病院」



その言葉にバッと自分の口を一瞬抑えてから、小声で話し始めた。



「お前、遊ばれてんじゃね?」


「演技……っバレてますかね?楽しんでるんですかね?」


「沖田くんの事だからすぐ見抜いたのかなぁ」


「そしたらもうこれ大失敗じゃないですか。ただの痛い子じゃないですかどうしてくれるんですか全部銀さんのせいにしますよ」



早口で銀さんに訴えかけてる時、私のケータイがピロリンと鳴った。

トシ先輩からだ。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
トシ先輩大事な話がある。屯所まで来れるか?

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


な、何だろ……。



.

お見合い→←協力 side山崎



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アオハ - タイトル見てあれ?誤字かな?と思ったら本当にご駄走だったんだwww (2017年11月23日 18時) (レス) id: f27741d139 (このIDを非表示/違反報告)
あーるぐれい(プロフ) - 朝パンて…… (2017年10月24日 17時) (レス) id: c4a06da1fb (このIDを非表示/違反報告)
あやね(プロフ) - こんにちは!続編おめでとうございます!いやぁ、ホントにキュンキュンドキドキバクバクさせられてます笑早く続きが読みたくてしゃーないです笑もうゆずさんの小説大好き!!!! (2016年3月30日 17時) (レス) id: 8515cc5bf1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - 猫ファイアーさん» そんなにたくさんありがとうございます(T_T)めちゃくちゃ助かります。嬉しいです。参考にさせて頂きます! (2016年3月28日 12時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
猫ファイアー - 次のタイトルのやつで、いろいろ考えてみました。全力投球、速球、魔球、欲求・・・・このくらいですかね。ていうか最後のやつもはや意味が違う(笑)。少しでもお役に立てればいいです。がんばってください! (2016年3月27日 21時) (レス) id: 5fdc167f66 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆず | 作者ホームページ:http://yuzuhomepage  
作成日時:2016年3月14日 21時

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