変化球片思い【沖田総悟】

余は満足 ページ13

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沖「土方さーん、仕事終わりましたぜ」


土「お前はどんな仕事してんだよ！」


沖「園内の雌ブタの駆除完了しやした」



ドヤ顔で話してる総悟くん。
言ってることはひどいけどその決め顔がとてもかっこよかった。


――私は、そっと総悟くんの後ろに回り、総悟くんのポッケから鎖の鍵を奪った



沖「あ、オイ！何しやがるっ」


「安心して！総悟くんのことは大好きだから！」


土「いや意味わからねェよ」



女の子たちが繋がれてる場所に駆け寄り、みんなの鍵付きの鎖を解放してあげた。



「皆さん、遊園地を楽しんで下さいね」


女「ありがとうございます！鎖から解放された事は嬉しいですが……ここにいると総悟様が喜んでくださるので動くつもりはありません」


「……まじでか」



みんな凄いな……
総悟くんに洗脳されてしまっているのか
ま、まあそこにいたいならそこにいさせてあげるしかないか。



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「はいっ、総悟くん鍵返すね！」


沖「……へいへい」


将軍「余はもう満足した。帰ろうではないか」


土「本当ですか？



おいお前らー！お帰りになるぞー！準備しろー」


近「楽しんでいただけたでしょーか！」


将軍「ああ。大満足したぞ」


近「それは良かったです！」



将軍と真選組のやり取りをボーッと見ていた。

将軍がお帰りになるという事は真選組のみんなも帰っちゃうのかな。


どうしよう、私も帰ろうかな……帰るべきだよね




「なら私もここら辺で失礼しますね！総悟くんと話せたし幸せでした」


沖「あ、おいお前。この後暇？」


「えっと……今日は一日中遊んで良いって許可下りてるから暇、だけど」



呼び止められるとは思わなかったから少し驚いた。

何だろう、何か新鮮な感じ！
この後暇？なんて。カップルみたいな！



沖「屯所来れるかィ？」


「え……行けますけど……」



ちょっと待って
ナンダコレ。

総悟くんが私に用があるだと……？

もう緊張してきた。一体どんな用だろう。


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