満員電車 ページ10
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そして、ついに2人で隣町に行く日がやって来た
パトカーで行こうとしたけれどすぐ警察だとバレるから電車で行く事になったのだ。
後から隊士達がとっ捕まえた奴らをパトカーで連行してくれるらしい。
ーーーーーー
――――
……
私たちは駅の改札口前で待ち合わせする事になっている。
「あ、総悟くん来た!おはよう!おお!!私服だ!隊服姿も萌えるけど私服も良い!カッコ良い!そういうのが好みなんだね!ちょ、写真撮りたいからじっとしてて」
沖「帰る」
「いやダメだよ!」
咄嗟に総悟くんの腕を引き止めるが、
総悟くんに触れたという事実に顔が赤くなってしまった。
「うわわ、いきなり触れてすみません!」
沖「わー強制わいせつだー怖ェよー近藤さん助けてー」
「いや棒読みすぎ」と突っ込んだとき、電車が駅に到着した。
結構朝早い為、通勤ラッシュみたいな。人がぎゅうぎゅう詰めだ。
「うっ、狭いね」
沖「これ以上密着するなよストーカー野郎……」
「ひ、ひどい……!ストーカーだなんてそんな身も蓋もない!」
沖「いやあるだろィ」
「愛だよ愛」
ガッタン…… ゴットン……
そんな言い合いをしてる間にゆっくり進行して行く電車
ちょっとした揺れで誰かとぶつかる
地味に総悟くんとの距離ができて寂しい。
…
揺られること数分
私に違和感が起きたのだ。
「ん…?」
お尻を触られてるような感覚がした。
ふれるかふれないか曖昧なところであまり気に留めてなかったが、次の瞬間ーー
「ゃ…!」
強く掴んできたのだ。
痴漢だ。
どうしよう
怖い
どうしよう、どうしよう。
そんなこと考えるうちにも痴漢の手は動きを止める様子はなく、気持ち悪い手つきで触ってくる。
いやだ……っ
気持ち悪い……
なのに
怖くて声が出ない。
総悟くん……っ!
ギリギリ手の届く距離にいたので総悟くんの手首をギュッと掴んで助けを求める。
図々しいけど……助けて……っ
沖「オイ、なにさり気なく手繋ごうとしてんでィやめろ。下心見え見えで近づいてくる女……は……」
めっちゃ悪口言われてるんですけど……!
でも気づいてくれたかな……?
.
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後輩K - これ面白いですね!わたし好きです! (2016年5月30日 21時) (レス) id: f6c1d76e68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - アヤネさん» 嬉しいですありがとうございます(T ^ T)更新頑張りますね! (2016年3月14日 21時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - レイさん» うれしいです!私もイチャイチャさせたいです!(笑)ありがとうございます! (2016年3月14日 21時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ(プロフ) - 来ちゃいました~!万事屋に来た可愛い小娘のときのリクエストに似ていて勝手にうれしくなっちゃってます笑やっぱゆずさんのかく小説は最高ですね!更新楽しみにまってます!! (2016年3月14日 2時) (レス) id: db2705815e (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - お邪魔します!前回の作品から読ませてもらってます!お話とても面白いです!沖田さんと夢主ちゃんのイチャイチャ早く見たいです!絶対可愛い!これからも無理せず更新頑張って下さい!楽しみにしてます(*^^*) (2016年3月13日 22時) (レス) id: 4800545bee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作者ホームページ:http://yuzuhomepage
作成日時:2016年2月23日 11時