直球片思い【沖田総悟】

トシ先輩 ページ6

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――とある日、見回り中のトシ先輩を発見したのでトシ先輩の元まで駆けつけた。


「トシ先輩！」


土「俺はお前のどういう先輩だ」


「総悟くんと仲良い先輩です！」


意味がわからねェと煙草に火をつけ出したトシ先輩に、私のスケジュール帳を見せる。


「事件なんです」


土「あ？」


「仕事関係で地方に行くので5日連続総悟くんに会えないんです」


土「良かったじゃねェか」


「何でですか」


土「総悟はさぞ幸せだろうな」


「な、なにを！」


土「てかいつもそんくらい会ってねェじゃねーか」


「会ってないですけど、見てるんです！会話こそしてないものの、目に焼き付けてるんです！」


土「怖ェ……」


もうお前と関わるのめんどくさいオーラをプンプン放ちながらその場を去ろうとしてたので、腕をグキッと引っ張った。


土「グイッと引っ張るならわかるがグキッてなんだよ！！いてェわ！！」


「私の心の方が今痛いです」


土「どういう意味なんだよ」


「私がいない間総悟くんの写メを送ってください」と言うと「それは俺もテメーも殺される」とのこと。


「あ、その前にメアド。えっと……ソウゴクンアイラブユー○○○○です。小文字の英語ですよ」


土「なんか初めて総悟に同情する。可哀想だ」


「それこそどういう意味ですか」


「土方さんのメアドは？」と聞いたら「mayomayomayomayomayo」と言われた。

え、ウソだよねこれは。

さすがに冗談だよね
マヨマヨマヨとか意味わからないもん

アメリカンジョークと捉えておいて。


――結局、L○NEのみ交換する事にした。
この時代にスマホがあるの？とかそういう細かいことは気にしちゃいけない。

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