あーん ページ33
 ̄ ̄ ̄
神「うおおお!美味いアル!」
「本当!?生クリームどう?」
銀「すげェ、俺好み」
「やったね!」
ガッツポーズしながら隣の総悟くんを見ると、無表情でケーキを食べていた。
何も言わない。でも、食べてるって事はきっと不味くはないんだろうね!
「トシ先輩、マヨネーズかけるのは我慢してくださいよ」
土「お、おう」
あ、そうだ。せっかくなら総悟くんにあーんしようか!うん、そうしよう。
自分のフォークで、自分のケーキをすくって、下に左手を添えて。もう準備万端。
「総悟くん、あ〜ん」
ゆっくりフォークを止めコチラを冷たい目で見てくる総悟くん。
う、怒るか……?
沖「あ……」
「えっ」
無表情のまま小さく口を開けた総悟くん。
え、え、え、ウソでしょ
あーんしていいって事なの!?
「ちょ、ま、待って!無理だよ!」
「「「「アンタは何がしたいんだよ」」」」
全員から突っ込まれた。
未だに総悟くんは恥かかせるなよみたいな目つきで口を開けてる。
こ、こうなったら、やろう!
せっかくのチャンス……!
「失礼、します……」
ゆっくり口元にケーキを運んだ
パクッとそれを食べる総悟くん
今すぐにでも写メを撮りたい。
そして表情を変えぬままひとこと――
沖「……味は何も変わらねェ」
と。
「あーっ、心臓飛び出るかと思った!!」
神「お疲れ。もうアンタはやり残した事ないネ。いつ死んでも平気アルな」
「どういうこと?」
新「あは、ま、まあね。すごく美味しかったです。ご馳走様でした!」
土「馳走になったな」
「あ、はいっ」
「て事で皆さん来年もよろしくー」なんて適当な挨拶を交わして今日はお開きとなった。
「総悟くん来年もラブラブしようね」
沖「いや、来年“も”ってなんでィ」
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後輩K - これ面白いですね!わたし好きです! (2016年5月30日 21時) (レス) id: f6c1d76e68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - アヤネさん» 嬉しいですありがとうございます(T ^ T)更新頑張りますね! (2016年3月14日 21時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - レイさん» うれしいです!私もイチャイチャさせたいです!(笑)ありがとうございます! (2016年3月14日 21時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ(プロフ) - 来ちゃいました~!万事屋に来た可愛い小娘のときのリクエストに似ていて勝手にうれしくなっちゃってます笑やっぱゆずさんのかく小説は最高ですね!更新楽しみにまってます!! (2016年3月14日 2時) (レス) id: db2705815e (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - お邪魔します!前回の作品から読ませてもらってます!お話とても面白いです!沖田さんと夢主ちゃんのイチャイチャ早く見たいです!絶対可愛い!これからも無理せず更新頑張って下さい!楽しみにしてます(*^^*) (2016年3月13日 22時) (レス) id: 4800545bee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作者ホームページ:http://yuzuhomepage
作成日時:2016年2月23日 11時