検索窓
今日:9 hit、昨日:53 hit、合計:1,121,195 hit

間接キス ページ4

.


次の日、私とお母さんで経営してる団子屋に、真選組のみなさんが訪れた。
そういえば前までは総悟くんよく一人で来てくれてたな。


隊士「お〜、Aちゃん今日も可愛いね!」


隊士「なんか、目の保養になるよな」


「そんなに褒めたって何も出ませんよ」


そういいながら、みんなにひとつずつ団子を配り始める。
配り終わった私は、ナチュラルに、ちょこんと総悟くんの隣に座った。


「総悟くん、三色団子だねっ」


沖「あぁ」


「おいしそー。私にもちょうだーい」


そう、その名も、『間接キスでドキドキさせよう大作戦!』
これは、こっち側がいかに自然体でいるかが重要なのだ
多分今の言い方はバッチリ

ただし難点が――。

そもそもあの総悟くんが人に物をあげるのか。
ここでもしくれたら、それだけで驚いてしまいそう。
でも、驚かずに、自然体に……



沖「ほれ」


「えっ」


まさかのOKもらえた。本当にOKもらえた。
食べかけの団子を渡してくる総悟くん。

「えっ」なんて言ってしまったけど、すぐ
「ありがと〜」と言い直した。

そしてそっと総悟くんから団子を受け取る。


ドクン ドクン ドクン ……


そ、総悟くんの……食べかけ……


私は今、総悟くんの隣に座って……


総悟くんの……食べかけの……団子を……


ドクンドクンドクン



心臓の音が聞こえちゃう……!



こ、こんなん……







む、無理だ……っ!



結局それを口に含む勇気が出なくて、テーブルの上に脱力してしまった。



自分で考えた作戦なのに……


顔の熱がプシューと冷めていった。


.

間接キス side沖田ver.→←やっぱりここは山崎さんだ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (365 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1006人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

後輩K - これ面白いですね!わたし好きです! (2016年5月30日 21時) (レス) id: f6c1d76e68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - アヤネさん» 嬉しいですありがとうございます(T ^ T)更新頑張りますね! (2016年3月14日 21時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - レイさん» うれしいです!私もイチャイチャさせたいです!(笑)ありがとうございます! (2016年3月14日 21時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ(プロフ) - 来ちゃいました~!万事屋に来た可愛い小娘のときのリクエストに似ていて勝手にうれしくなっちゃってます笑やっぱゆずさんのかく小説は最高ですね!更新楽しみにまってます!! (2016年3月14日 2時) (レス) id: db2705815e (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - お邪魔します!前回の作品から読ませてもらってます!お話とても面白いです!沖田さんと夢主ちゃんのイチャイチャ早く見たいです!絶対可愛い!これからも無理せず更新頑張って下さい!楽しみにしてます(*^^*) (2016年3月13日 22時) (レス) id: 4800545bee (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆず | 作者ホームページ:http://yuzuhomepage  
作成日時:2016年2月23日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。