ストーカー ページ14
 ̄ ̄
『パシャッ』
……まただ
シャッター音が聞こえた気がした。
ここ3日間、買い出しに行くたび聞こえるのだ。
振り返っても誰もいない。
初日は気に留めてなかったけど、3日間連続だとさすがに不信感を覚える。
まさかストーカー……?
いやいや、私にストーカーだと?
そんなことしても何も得ないぞ。
……
でも、団子屋に帰宅したら、決定的な事実が突きつけられた
「お母さん……」
母「A……」
「気持ち悪いね」
団子屋に、一通のラブレターが届いていたのだ。
『 団子屋に行った事があります。
それ以来三枝さんを好きになりました
三枝さん以外何もいらない
結婚してくれ 愛してる 』
母「お客さんにいたのかしらねー。いつのだろう。警察さんに話してみるか」
「えっ、総悟くんの所に行くの!?」
母「アンタの方がよっぽどストーカーな気がするわ」
――――――
――――
……
近「ストーカーなんて……信じられないな。怒りを覚える」
あなたが言うんですね。とみんな心の中で突っ込む。
「お客様の誰かだと思うんです」
土「心当たりのある奴はいるのか」
静かに首を横に振る
大体、男の人なんて、総悟くんにしか興味ないからな……。
沖「お前もうコイツと付き合ったらどうでィ。幸せにしてくれると思うぜ」
「でも私、総悟くんとしか付き合うつもりないので」
沖「俺はお前と付き合うつもりなんざ少しもねーけどな」
というか警察がストーカーと付き合えとか言っちゃうんだね。
絶対許されない事だと思う、うん。
近「最近来た男性客を調べてみるか……」
ここで総悟くんが厠に行くため席を外した。
「調べるって言っても、ひとりひとりの名前なんて知らないし……」
母「常連客かどうかもわからないしねぇ」
近「んー……」
沖「近藤さーん、いやした、ストーカー」
近「ええ!?」
みんな一斉に厠付近にいる総悟くんの方を振り向く。
そこには、私と同い年くらいの男の人が総悟くんに捕まっていた。
沖「覗いてましたぜィ」
土「警察んところに乗り込んでまでたァ……度胸あるな」
.
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後輩K - これ面白いですね!わたし好きです! (2016年5月30日 21時) (レス) id: f6c1d76e68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - アヤネさん» 嬉しいですありがとうございます(T ^ T)更新頑張りますね! (2016年3月14日 21時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - レイさん» うれしいです!私もイチャイチャさせたいです!(笑)ありがとうございます! (2016年3月14日 21時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ(プロフ) - 来ちゃいました~!万事屋に来た可愛い小娘のときのリクエストに似ていて勝手にうれしくなっちゃってます笑やっぱゆずさんのかく小説は最高ですね!更新楽しみにまってます!! (2016年3月14日 2時) (レス) id: db2705815e (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - お邪魔します!前回の作品から読ませてもらってます!お話とても面白いです!沖田さんと夢主ちゃんのイチャイチャ早く見たいです!絶対可愛い!これからも無理せず更新頑張って下さい!楽しみにしてます(*^^*) (2016年3月13日 22時) (レス) id: 4800545bee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作者ホームページ:http://yuzuhomepage
作成日時:2016年2月23日 11時