総悟くんしか興味ない ページ15
 ̄ ̄ ̄
沖「見てくだせェ、コイツのケータイ」
ストーカーを拘束しながらそいつの所持品のケータイをみんなの前にみせる。
「わっ、私がたくさん写ってる……!いつ撮ったんですか!気持ち悪い!」
沖「テメーのケータイにも身に覚えのねェ俺の写真入ってるけどな」
「それはそれ、これはこれだよっ」
にしても、割と普通の容姿のストーカーさん。
……店に1度来たような気もしなくもない。
男「ほ、本当に!好きなんです!どうすれば振り向いてもらえるんですか!」
「……どうしても無理ですね」
男「一目惚れしたんです!」
「私も総悟くんに一目惚れです」
沖「……」
男「あなたしか愛せません」
「総悟くんしか愛せません」
沖「……」
男「実らない恋をして楽しいんですか?」
「あなたが言いますか」
男「僕と君が結ばれればいいんです!」
「私総悟くんとしか結ばれないんで」
沖「いや違うけど」
「というかあなた……そんなに私のこと好きなら、私の恋応援してくださいよ!」
男「なっ!?」
「私だって、総悟くん本当に大好きなんですからね!」
男「こんなに三枝さんを愛してるのに……」
「わかりますよ。その気持ち、お察しします」
……
土「何か変な状況だぞ……」
母「変わり者同士の一騎打ちね」
近「これいつまでしゃべらすんだ?」
……
「とにかく!私は総悟くん一筋なので、諦めてください!!」
男「……」
急に黙り込んだストーカー。もう降伏したのだろうか。
暫く様子を見てから、土方さんが違う部屋にソイツを連れ出した。
「私のどこに惚れたんですかね!」
母「一生解けない謎ね」
沖「なんでテメーは……」
「ん?」
沖「なんでテメーは…………でィ」
「えっ?今なんっ――
母「ほら、もう帰りましょ。用も済んだし」
「えー、もうちょっとここにいたい」
沖「さっさと帰りやがれ」
総悟くんにもそう言われてしまった。
帰りたくないけどなー。
まあいつもより総悟くんの顔拝めたからいいか。
しぶしぶそこを後にした。
バイバイ総悟くん、大好きだよ!
ストーカーさんも正式に逮捕されたらしく、
この事件はとりあえず、無事解決できた。
――――――
――――
……
沖「なんでテメーはそんなに俺が良いんでィ」
.
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後輩K - これ面白いですね!わたし好きです! (2016年5月30日 21時) (レス) id: f6c1d76e68 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - アヤネさん» 嬉しいですありがとうございます(T ^ T)更新頑張りますね! (2016年3月14日 21時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
ゆず(プロフ) - レイさん» うれしいです!私もイチャイチャさせたいです!(笑)ありがとうございます! (2016年3月14日 21時) (レス) id: 4f2cc3a92c (このIDを非表示/違反報告)
アヤネ(プロフ) - 来ちゃいました~!万事屋に来た可愛い小娘のときのリクエストに似ていて勝手にうれしくなっちゃってます笑やっぱゆずさんのかく小説は最高ですね!更新楽しみにまってます!! (2016年3月14日 2時) (レス) id: db2705815e (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - お邪魔します!前回の作品から読ませてもらってます!お話とても面白いです!沖田さんと夢主ちゃんのイチャイチャ早く見たいです!絶対可愛い!これからも無理せず更新頑張って下さい!楽しみにしてます(*^^*) (2016年3月13日 22時) (レス) id: 4800545bee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆず | 作者ホームページ:http://yuzuhomepage
作成日時:2016年2月23日 11時