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突然のLINEで戸惑った。
「誰から〜？」
「えっ、えと、友達！」
お母さんからそう聞かれたけど、嘘をついた。
嘘なんてつきたくない。
でも、中学生以来に出会う母親。
まだ混乱していた。
「んー…同棲、か」
コソコソっと悩みながら呟く。
お母さんとの生活も始まったばかり。
安定してないと無理かもなぁ。
“こっちの生活もあるから、考えさせて？
そう言ってくれて嬉しいよ♡”
普段全く打たないハートも打ってみた。
既読がつく前にLINEを閉じた。
それからお母さんには細々と生活習慣を説明した。
一応、有名な歌い手ということもあって忙しくなる。
でもお母さんは私を応援してくれた。
「いつまでもお母さんはAの味方よ」
「ありがとう、お母さん」
“お母さん”って呼ぶのは久しぶりだった。
でも普段から心の中で、呼んでいた気がした。
それから3ヶ月。
「お母さん、この生活慣れた？」
「それ何回聞くのよ〜。もう慣れたわよ笑」
そう。
私はお母さんが心配で何回も同じことを最近聞いていた。
もうそろそろマサイの所へ行ってもいいかなって思ったけど。
どうしても心配で。
って言っても、部屋は隣なんだけど。
「なに？」
私に隠し事があることがバレたかのように。
まるで心を読んでいるかのように、お母さんが聞いてくる。
私はカップに注いでいたコーヒーをお母さんに渡しながら言った。
「実はね、お母さんがここに来た日、LINEでマサイから言われたの。同棲しないかって」
「……」
「でもお母さんが心配で、生活に慣れるまで言えなかったの、ごめんなさい…」
「…いいんじゃない？」
「え、？」
真剣な目で聞いていたお母さん。
コーヒーを一口飲み、こう言った。
「もう、あなたの人生だもの」
「それって…」
「好きにしていいわよ」
嬉しくなって、一筋の涙が零れた。
お母さんに認めて貰えた気がした。
「時々は会いに来てよね？」
「っ、分かってるし！」
私は、お母さんが大好き。
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せいら/うおたみん(プロフ) - 愛恋さん» 返信ありがとうございます！短編集！そちらも楽しみですがまずはこのお話の続きが楽しみです！！これからも応援してます^^ (2019年12月4日 0時) (
レス) id: 7f727240ff (このIDを非表示/違反報告)
愛恋(プロフ) - せいら/うおたみんさん» コメントありがとうございます！もしかしたらおまけみたいな感じで短編集で出すかもしれないです！楽しみにしててください^^* (2019年12月3日 7時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
せいら/うおたみん(プロフ) - 次の小説楽しみです！R1○は私は入れてもらいたいですが(おい)どちらでもいいと思います！ (2019年12月3日 4時) (レス) id: 2c14e8117c (このIDを非表示/違反報告)
愛恋(プロフ) - 妖艶なる幻惑の魔術師さん» そう言っていただけて本当に嬉しいです！ありがとうございます。新しい小説は来年からになるかもしれないですが、楽しみにしててください^^* (2019年12月2日 23時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
愛恋(プロフ) - 瑠奈さん» 短編集ですか！そうしてみます！ご意見ありがとうございます！ (2019年12月2日 23時) (レス) id: a1456b30f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ごはん。 x他3人 | 作成日時：2019年10月31日 23時
