33.名案…？ ページ34
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短刀たち「じゃーんけんぽんっ！」
居間で短刀の方々がじゃんけんをしている。
平野「…やりました！」
博多「よぉし、勝ったばい！」
乱「ふふっ、皆で主さんの隣の席を決めてるみたいだね。」
乱藤四郎さんが笑いながら教えてくれた。
…と、背中に軽い衝撃。
腰のあたりに腕を回される。
少し振り向くと赤い髪が見えた。
貴「え…と、信濃藤四郎さん？」
信濃「あったり〜〜！」
信濃藤四郎さんは僕に抱きついたまま、後ろからひょこっと顔をだす。
信濃「ねぇ大将、なんで人参をその形にしてるの？」
貴「え？あぁこれ…。こっちのほうが皆さん喜ぶかなぁ…と。」
まな板の上には桜や星の形に抜かれた人参。
神社で暮らしていた頃に、人参嫌いな妹たちのために作っていたことがある。
信濃「へぇー、皆喜びそうだね。」
型抜きした後の人参も、捨てずに使う。
数十分後にはカレーとポテトサラダができていた。
貴「できましたよ〜。運んでくださいな。」
小狐「お手伝いいたします。」
秋田「主君、どれを運べばよろしいですか？」
貴「一人ずつ器によそうので、そのまま持って行って自分が決めた席に置いてください。あと一品あるのでもう一度来てくださいね？」
一人一人器に盛って渡していく。
貴「…そうだ…一期一振さんたちにおむすびを持って行ってもらえばいいんだ…」
いいことを考えた。
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佑菜(プロフ) - 五月七日さん» 応援ありがとうございます。話の続きを待たせてしまって申し訳ないです。 (2018年10月24日 12時) (
レス) id: 4551e98c94 (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 凄く面白いです！応援してます！更新待ってます！ (2018年10月5日 20時) (レス) id: dbeede1e64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佑菜 | 作成日時：2017年4月23日 18時
