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21.味方…? ページ22

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貴「あ、あの…」

石切「ん?なんだい?」

貴「人間の私を恨んでいないんですか?」


石切丸様は、にっこりと微笑む。


石切「前任は恨んではいるんだよ。しかし、やはり私は人の子を嫌いになることはできないようでね。神社でたくさんの人の子を見てきたからなんだろうね。」


それでも僕を撫でる手は少し震えていて、『ああ、この(ひと)はいい(ひと)なんだな。』と漠然と思った。


貴「私を信じようとしてくれるのですね…ご期待に応えられるように頑張ります。」

石切「うんうん、頑張ることはいいことだけれど、あんまり無理をしてはいけないよ。」



皆、僕が無理をする人だと思っているらしい。


心外だ…ただでさえ巫女の仕事が少なくなって暇を持て余しているというのに…



そのまま、石切丸様に練習を見てもらっていると、小狐丸さんが走ってきた。


小狐「ぬしさま!ここにいらしたのですか!…おや、石切丸。ぬしさまに何を?」

貴「小狐丸さん、落ち着いてください。巫女舞の練習を見てもらっていただけですから…!」


刀を抜こうとする小狐丸さんをなんとかなだめて、石切丸様に別れを告げた。


彼は…味方ということでいいのだろうか…




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22.不思議な少女 〜side 石切丸〜→←20.巫女舞の練習で出会った人は



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佑菜(プロフ) - 五月七日さん» 応援ありがとうございます。話の続きを待たせてしまって申し訳ないです。 (2018年10月24日 12時) (レス) id: 4551e98c94 (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 凄く面白いです!応援してます!更新待ってます! (2018年10月5日 20時) (レス) id: dbeede1e64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:佑菜 | 作成日時:2017年4月23日 18時

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