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2.私が審神者? ページ3

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宮司様が静かに言う。


「頭を上げてください。それはこの子でないといけないのですか?」

男「不躾ながら、彼女のことを調べさせていただきました。巫女であることも相まって、高い霊力をお持ちです。それに…」

貴「それに?」


言い淀んだ男の人に問いかけると、申し訳なさそうに目を伏せた。


男「人が…足りないのです。霊力の高い人間が……殺されて帰ってくるので…」


血の気が引いた気がした。

宮司様はしかめっ面をする。


「それほどまでに危険な所に、我が子同然のこの子をやれるわけがないでしょう。」


とりあえず、宮司様の隣に座った。


貴「聞くだけ聴きましょう。なぜ殺されるのですか?」


男の人は語り始めた。

刀剣男士と呼ばれる、悲しい付喪神の話を。




簡潔にまとめるとこうだ。


この世には、刀剣の付喪神がいる。

彼らを使って、歴史の改変を目論む【歴史修正主義者】を阻止するのが審神者の役目

しかし、刀剣男士たちを酷使する男審神者や、男士たちが美男であるため、夜伽を要求する女審神者が出てきだして、年々【ブラック本丸】というものが増加してきているらしい。

政府も、これではいけないと対策をとり始めた。

しかし、なかなか事態は好転しない。

成功した例はあるものの、ブラック本丸の数が多く、送った何人かは殺されてしまう。

刀剣男士たちが人間不信になっているからだ。

そこで、霊力の高い僕も選ばれた。






他に霊力の高い巫女もいると思うんだが、なんで僕が選ばれたのかは、多分…

3.他でもない、人間のせい→←1.巫女ですがなにか?



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佑菜(プロフ) - 五月七日さん» 応援ありがとうございます。話の続きを待たせてしまって申し訳ないです。 (2018年10月24日 12時) (レス) id: 4551e98c94 (このIDを非表示/違反報告)
五月七日(プロフ) - 凄く面白いです!応援してます!更新待ってます! (2018年10月5日 20時) (レス) id: dbeede1e64 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:佑菜 | 作成日時:2017年4月23日 18時

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