大丈夫。〜SOS〜【すとぷり】2

44話 ページ12

職場に行けば久しぶりの面々がいた。


『おはようございます！』


そう言うとこちらを振り返り驚きの顔を見せた。


ま｢優菜ちゃん久しぶり〜！！もう大丈夫なの？｣


そ｢今日からなんて聞いてないんだけどw｣


この2人は一緒に接客をしている

真冬と彼方。


2人はイケメンであり、エンジェルボイスと癒しの声を持っていて、この店で有名だ。


『もう大丈夫だよ！まふ。誰にも言ってないからそりゃ聞いてないはずですよwそらるん先輩！』


するとドタドタと慌ただしい音が遠くから徐々に聞こえ始める。



そして勢いよく厨房と表の境目であるドアが開いた



96｢やっときた！！My Angel ！！｣


『ハイハイ、久しぶり〜96ちゃん。とりあえず離して？』

これは棗


抱きつかれていたんです。はい。


天｢あれ？今日からだったんだ〜久しぶり〜｣

と続いて翔太こと、あまちゃん。



名前は、自己紹介の時にそう呼べって言われたからである。



『あまちゃんも久しぶりー！今日からまたよろー』


ここの人達はすごく優しくて、唯一の私の居場所だった。


このカフェは結構自由でお客様の希望によっては出来ることはする！


まぁメイドカフェとかに近いかな？


そこまで恥ずかしいことはしないけどね。


例えば歌を歌ってぇー！

とか

ギターひいてぇー！

とか



そんな感じ。


指名制もできちゃうから人気なのだ。


今日は

厨房...あまちゃん、96ちゃん


表...まふ、そらるん、私、


この5人で回していく。


そこまで大きいカフェじゃないからね。大丈夫！


まだ人は沢山いるけどいつも５、６人で回してるのだ。


『あれ？皆私が来ること知らないってことは...』


そ｢優菜ように入れてたもう1人が来るよw｣


ｶﾗﾝｶﾗﾝ


ｌ｢おはよーございますぅー｣


『luz〜w』


ｌ｢あれ？優菜すんがおる〜お久ー！｣


『お久ーwじゃあ今日は6人かw』


天｢じゃあluzすんも表出てもらおうかw｣


96｢せやな！！｣


今日は一段と賑やかになりそうだな〜









お店をOPENしてから少し、ゾロゾロとお客さんが入り始める。


この店は女子のお客さんが多い。


イケメンが多いからだ。


私は女であるが見た目が男よりなのと男でないからこそ女の子の気持ちがわかり接しやすいと言うことで女子の指名も多くはいる。


｢優菜さん！こんにちは。｣


『こんにちは！前も来ていませんでいた？』


｢あ、はい！嬉しいです！｣


『やっぱり^^*お席へご案内致します。』

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