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66話 ページ18

「はぁ。自分と話してると疲れる。答えは覚めたら分かるんじゃないかな。次会った時考えを聞かせてね。


最後にひとつあなたは何方(どっち)に進む?




彼方(こっち)此方(あっち)か」





『決められるの?』





「まぁね。」




ぶっちゃけ人間はいつでも死ねるほど脆い。




今じゃなくても死にたい時に死ねてしまうのだ。





なら今じゃなくてもいいかな。





『まだ、いいや。』






そう応えると少し嬉しそうに微笑んで






「そっか!」






と言って私は消えた。それと同時にわたしの意識も遠のいた。






━━━━━━━━━━━━━━━


『っ、』





目が覚めるとそこは夢で見たところと似ていて真っ白な場所だった。






でも私はベッドにいて




あぁ。病院か。





と納得した。





頭には包帯が巻かれてて身体中も包帯でグルグルだったw


てか腕骨折してんじゃん



上半身を起こすと少し頭がズキズキするが慣れっこだ。



辺りを見渡すとお見舞いの品か知らんがフルーツや花束そして楽屋招待と書かれた紙。





それを見つめているとコンコンとドアがノックされた。



『はい?』



そう答えると入ってきたのはスタッフさんと小倉さんと1度だけ見たメイクさん



私がポカーンとした顔をしてると



小倉さんとメイクさんが近くまでよってきて勢いよく頭を下げた。



メイク「ほんとに申し訳ありません!」



『えっ?いや、あの。頭を上げてください?』



困った顔でスタッフさんを見つめれば




小倉さんがやったのだと教えてくれた。



当の本人は少し納得がいかない様子だった。




少し話してみたかったしちょうどいい。



『一旦小倉さんと2人にして貰えます?』



スタッフ「ですが...」



メイク「あの...許してやって貰えないですか!?」



『そんなんじゃないですよw少し話してみたかっただけですよ悪いようにはなりませんよ』




スタッフ「分かりました。...何かあったら呼んでください」




そういい2人は部屋から出ていった。



小倉さんは驚いていた





小「な、なんですか。なんとでも言ってください。」




『小倉さんはいくつ?』



突拍子もないことを聞いたせいかすぐに応えはかえってこなかったがその後ちゃんと答えてくれた。



小「19です」



『そっかー。年下だねぇ』


そんなこと言ってたらさ


小「何が目的なんですか。お金ですか?」



早口で、んな事聞いてきたのよw

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nayu #crew(プロフ) - ゆんさん» ありがとうございます!!今後のストーリー性は思いつきですがリクエストなどあったら教えてくださいね!楽しみすぎてやばいと言われると考えがいがあります!これからもご愛読よろしくお願いします! (2019年8月31日 0時) (レス) id: 8c874ced81 (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - おもしろいです!今後のストーリーがめっちゃ楽しみすぎてやばいですw更新頑張ってください! (2019年8月30日 16時) (レス) id: 61b7b452c8 (このIDを非表示/違反報告)
nayu #crew(プロフ) - 檸檬さん» 1話からですかね?ありがとうございます!図々しく実話入れちゃいましたw泣いたと言われると嬉しいような喜んじゃいけないような...でも少し気持ちに響くだけでとても嬉しいです!更新頑張りますね!ありがとうございます (2019年8月26日 20時) (レス) id: 8c874ced81 (このIDを非表示/違反報告)
檸檬 - 前作から見てきました。作者さんの実話が少し入ってるんですよね...感動してちょっと泣いてきました。更新頑張ってください! (2019年8月26日 14時) (レス) id: 19c5a51d32 (このIDを非表示/違反報告)
nayu #crew(プロフ) - 牧村カノンさん» きっと、ネットにいる人って少なからず私みたいな人もいると思うんです。少しでも同じ人と気持ちを共有できて、そうでない人と歌い手を共有出来たらと思ってます!ほんとにありがとうございます!嬉しかったです! (2019年8月24日 13時) (レス) id: 8c874ced81 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:花優月 | 作成日時:2019年8月24日 3時

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