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リビングに行けば黒で統一された生活感のあまりない部屋が広がっていた。
この人は本当にソファーとウォーターサーバーだけで生活してるのでは?
と思うくらいには生活感がなくとても綺麗に片付いていた。
2人は僕に気を使って隣に座ることをしなかった。ありがたい。
莉「何歌いたい〜?」
と問いかけてくれる莉犬くん。
る「何がいいかなぁ〜」
と頭を悩ませるるぅとくん
『3人となると難しいねぇ。』
この状況に動揺を隠せない僕。
ごめんなさい。あの、曲決めですよね。知ってます。
でもあのぉ。やっぱり一室に自分より力の強い男性がいるとなるとほんとに怖いんです...。
手の震えを隠すので精一杯...。
俯き気味になる顔をあげようとしても上がらず、結果考えている振りをするしか無かった。
でもそんな僕の頑張りはあんまり成果を成すことはなく
莉「Aちゃん大丈夫?やっぱりディスコでやるべきだったよね...。」
ごめんね。と真剣な優しい声で言ってくれた。
本当にこんな自分が大嫌い。
すると
る「御手洗借りるね」
とるぅとくんが言った。
あ、この状況で!?wとも思ったけど莉犬くんが行ってらっしゃいと返事をしてこの空間には僕と莉犬くんの2人だけになった。
莉「Aちゃん!俺ね、色々調べて見たんだ。男性恐怖症のこと。Aちゃんは自分より力が強い男性が同じ部屋にいると怖い?」
莉犬くんの発言で調べたということと僕の思考を的確に当てたその言葉が引っかかった。
間違ってはいなかったのでうん。とだけ頷いて言葉を返した。
莉「俺も色々あったからさw普通の人より力ないんだよねw
多分力で言ったらAちゃんの方が強いw
だからさ、俺はAちゃんの味方になれると思うんだ。最初は俺もみんなに本当のこと言うの怖かった。
でも受け入れてくれたのはAちゃんもでしょ?その時助けられたことに変わりはないから今度は俺が助けてあげる。」
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花優月(プロフ) - 莉音さん» なんでその設定にしたのか自分自身も今となっては謎ですwなんでだったんですかね (2021年8月16日 10時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
莉音 - 遠井さんまだできてないんですね (2021年8月14日 16時) (レス) id: 3a35e53173 (このIDを非表示/違反報告)
花優月(プロフ) - 笹音さん» 本当にその辺は内容を楽しんでくださっている方には申し訳ないなと思っておりました…。ただコメ欄は皆さんの声で埋めておきたくて返信だって沢山言葉を返したくてどうしようもなく本編を使っていました。すみません(><)お話読んでくださってありがとうございます!! (2021年8月7日 23時) (レス) id: 6d62355e34 (このIDを非表示/違反報告)
笹音 - 内容は面白いけどところどころコメント返信が入ってるのがちょっと嫌です…… (2021年8月7日 13時) (レス) id: fd3b900466 (このIDを非表示/違反報告)
未来 - 追記:まだ遠井さん出来てなかったんですねw 優月さんが主の小説も見ています!(Q.自分語彙力ない!)A.元々ダ!w頑張ってください! (2020年10月27日 19時) (レス) id: cd43d2aecc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花優月 | 作成日時:2020年5月7日 3時