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続き ページ50

猗窩座「では素晴らしい提案をしよう。お前達も鬼にならないか?」

第三人格/煉獄「「ならない」」

猗窩座「見ればわかる、お前達の強さ、柱だな…いや、そこの女は柱以上だ。その闘気、練り上げられている。至高の領域に近い」

煉獄「俺は炎柱、煉獄杏寿郎だ。確かに創音少女はとんでもない強さを有しているが柱ではない」

猗窩座「俺は猗窩座。お前達が何故至高の領域に踏み入れないのか教えてやろう。人間だからだ。老いるからだ。死ぬからだ…鬼になろう、杏寿郎。そしてそこの女、お前は何という名だ」

A「残念ながら、あんたなんぞに教えてやる程安い名前は持ち合わせてないのよ…ま、さっき煉獄さんが呼んでたあたし達の名字ならギリ許すわ」

猗窩座「…そうか。鬼になれ杏寿郎、創音。そうすれば100年でも200年でも鍛錬し続けられる。強くなれる」

煉獄「老いる事も死ぬ事も、人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ、死ぬからこそ、たまらなく愛おしく尊いのだ…強さとは、肉体に対してのみ使う言葉ではない。この少年は弱くない。侮辱するな」

第二人格「それに、あたし達の強さはどっちかって言うとそっち系だしね…」

煉獄「何度でも言おう。君と俺達とでは価値基準が違う」

第三人格「まぁ色々違いすぎるぐらいよねー!」

煉獄「俺はいかなる理由があろうとも、鬼にならない!」

A「誰が人喰い鬼に成り下がるかってのよ。あたし達は神よ?そんなあんたらみたいな下等生物にわざわざ成り下がってやるワケがないじゃない。全く面白くもない冗談だわ、笑えない」

猗窩座「…そうか。術式展開 破壊殺 羅針!」

第二人格「下がっててください煉獄さん、こいつはあたし達が殺ります」

煉獄「しかし…」

第三人格「下 が っ て て く だ さ い」(威圧)

※↑死亡フラグを察知した最強女神※

A「煉獄さんは、流れ弾が炭治郎の方に行かないよう気をつけてくれればいいので。こいつは我々に任せてください」

煉獄「…うむ!」

※↑あまりの迫力と威圧感に若干気圧された煉獄さん※

猗窩座「鬼にならないなら殺す」

(猗窩座が走りだした)

第二人格「言ったはずよ、この二人を殺るならあたし達を始末してからだって!」

第三人格「花符"フラワリング・ブライト"!」

(第三人格が弾幕技を出してきた)

猗窩座「っ!?貴様さては鬼か、何故鬼殺隊と手を組んでいる!」

この小説の続きへ→←おまけ「最強女神と鬼神狛犬の出会い」



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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2021年10月3日 15時

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