第三十五話「どこまでも友達大事」(*) ページ39
謎の青年「ラブストーリーのヒロインっぽい感じで夜空を見上げてるそこの方、ちょっとよろしいですか?」
セフィロス「…なんだ貴様は」
(真紅のマントに仮面舞踏会とかによくありそうな仮面をつけた謎の青年が現れた)
謎の青年「夜空を見上げてため息を一つとは…片想いをしているのですか?」
セフィロス「…答えるメリットがわからんな」
謎の青年「良ければ僕が相談に乗りますよ」
セフィロス「私は貴様のような怪人にそんな事をペラペラ話す程軽率ではない」
謎の青年「…怪人?僕の何処が怪人に見えるって言うんですか」
セフィロス「怪人だぞ。最もベタなビジュアルの怪人だぞ。割とスタイリッシュな部類の怪人だぞ。どこからどう見てもカウンセリングの職に就いている者の風貌ではない」
謎の青年「…それはどうでしょうね」
〜数分後〜
セフィロス「このままでは私とAは結ばれる事ができん。何しろAの従者を名乗るあの鬼神狛犬があまりにも強すぎる…!」
謎の青年「問題ありませんよ、真実の愛さえあればそんなものは跳ね除けることが出来るはずです。特に貴方のような強い愛の持ち主であれば」
セフィロス「それでもやはり一時的にでも彼奴の動きを封じる術は欲しい。何か再生能力と弾幕技と武術の心得と白金の理解力と金剛石の察知能力と最大強化の毒耐性を有する相手でも動きを封じられる手立てはないのか」
謎の青年「成程…だったら結婚式が終わるまでその鬼神狛犬さんには眠っていてもらえばいいのでは?」
(謎の青年が某ゴム人間になれる木の実を持ち出してきた)
セフィロス「…なんだこれは」
謎の青年「"ネムネムの実"って言いまして、これを食べた者は十年間ずっと眠り続けるんです。例え誰が何をしようとも」
セフィロス「…つまりこれをあの鬼神狛犬に食わせれば」
謎の青年「…そういう事です」
〜数分後〜
セフィロス「眠っているのだから液状になるまで砕いてしまえば飲み込まざるを得まい…これで私はAと…」
ゲシッ
(Aが瞬時に寝相でセフィロスを蹴飛ばした)
※Aは自分が寝ている間に味方が危機に晒されると寝相で攻撃してくる。寝言で攻撃呪文の詠唱もする※
ゲシゲシゲシ
(A達三人が寝たままセフィロスでサッカーしてる。なお、漸と猗窩座とハサミとクラウドとマスハンの五名がこれまたサラッと寝たままで途中参加をかました模様)
第三十六話「やめなさいマジで」(*)→←第三十四話「結ばれる気しかない」(*)
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2021年10月3日 15時