第三十四話「結ばれる気しかない」(*) ページ38
〜その日の夜〜
〜山の掘っ建て小屋にて〜
高杉「姫君と結婚するために村の男達が魔物の涙を取るのにこぞって参加しちゃあいたが、誰もここまで着いて来れなかったなァ」
ブラック「…セフィロスさん、最終確認とりますよ。本当にAさんに惚れたんですね?」
セフィロス「あぁ、惚れたどころではない。私はAを愛している…最早私の目にはA以外の女など映らないだろう」
マスハン「元々映ってなかったでしょクラウドばっかりで…」
ハサミ「ねーねーセフィロスー、今何書いてんの?」
セフィロス「私とAの間に生まれた子供の名前を考えている。欲を言うならA似の男の子と私似の女の子が望ましいな」
クラウド「惚れてるな!」
セフィロス「当たり前だ。私は永遠にAの現実であり続けるのだからな…そうだ、式場も選ぼう。私はあまりこういうものにこだわりはないが、Aの希望にはできる限り添わせたい…ドレスもブーケの花もお前の好きなように選べ」
(セフィロスがAにゼ○シィ渡してきた)
漸「何してんだお前、パパパパ〜ンを渡してくんなパパパパ〜ンをよォ」
土井先生「ゼク○ィ…十三歳の女の子相手に○クシィ…しかもお役立ち特大号…」
クラウド「セフィロス…お前結婚情報誌とか買うんだな」
A「セフィロス…あたし達が十三歳だって理解した上でこれ渡してる?これ某大手結婚情報誌よ?」
セフィロス「愛の前では歳の差など何の障害にもならん」
銀時「うん、俺が見る限りかなりお前の一方通行だけどなその愛」
クラウド「やめろ真剣に読むな気になったページに付箋を貼るな」
セフィロス「心配するな、私が自分で見る分も用意してある…それとも二人で肩を寄せあって仲良く見るか?」
第二人格「サボこれ燃やして!」(即答)
ハサミ「セフィロスが持ってる分はいいんだ?」
第三人格「せやったセフィロスの分もこの囲炉裏に突っ込んじゃって!」(即答)
マスハン「ねぇ辰馬ー、どう思うこの状況?」
辰馬「そうじゃな…万が一、セフィロス君がAちゃんを攫って無理やり結婚しようとした時はわしも猗窩座君がAちゃんを連れ戻すのに加勢するぜよ」
A「それはもうお願いします」(切実)
ブラック「…容易に想像のつく光景ですね〜」
〜皆が寝静まった後〜
セフィロス「…ハァ」
(夜空を見上げてため息をつくセフィロス)
第三十五話「どこまでも友達大事」(*)→←第三十三話「完全なる惚れましたフェイス」(*)
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作者名:まぁ、大丈夫っしょ。 | 作成日時:2021年10月3日 15時